女性が白いシャツをもつ様子

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新年会などで外食が増えがちなこのシーズン、うっかり食べこぼしをしたり、油ものがハネたり、少し酔って赤ワインのグラスを倒してしまったり…なんてトラブルを起こしてしまうことも。
そんな外出先で衣類が汚れてしまっても、適切な応急措置をすれば被害は最小限で食い止められるんです! 正し対処を教えてくれたのは、茨城県でクリーニング店を営む横倉靖幸さん。よくある疑問に答えてもらいました。


白い衣類にシミが…ショック!(※写真はイメージです)

おしぼりでふくのはNG!ガンコな食べ物の汚れの対処Q&A



うっかり服につけてしまうことが最も多い食べ物のシミ。対処法を間違えると、洗濯機で洗ってもうっすら色が残ってしまうことも。横倉さんは、国内外からもシミ抜きの依頼が届くという「シミ抜きの神様」。もっとも適切な処置を伺いました。

Q:外食中にシミをつけてしまったら?
A:ティッシュでシミをはさみ、水分を取っておいて



ワイン、ミートソース、コーヒー、チョコレートなどなど…。急に服にシミがついてしまうと、とっさにレストランの濡れおしぼりでゴシゴシとふきがちです。でも、おしぼりには塩素が含まれていることが多いので、色落ちの危険があります。
「乾いたティッシュで水分だけ取り、シミ抜きは帰宅後にしてくださいね」

Q:水よりもお湯ですすいだ方が汚れは落ちる?
A:色落ちする可能性が高まるので、水ですすいで



たしかに水温が高くなると汚れは落ちやすくなりますが、その分薬剤の反応が強く出ます。洋服の素材によっては色落ちする可能性も。
「血液などタンパク質を含むシミは固まるデメリットもあるので、必ず水ですすぎましょう」

いくら高価で素敵な洋服を着ていても、シミがあると急に生活感がでておしゃれも台なし。なにかと人と会うことの多い新年こそ、ファッションの清潔感にはこだわりたいものです。

万が一、お気に入りのニットやウールのボトムスが汚れても、今回ご紹介したシミに対する知識を活用すれば大切な服を長く着ることができますよ。「シミが落ちないからもう着れない…」と諦めなくてすむよう、ぜひ取り入れてくださいね。

<イラスト/二木ちかこ 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【横倉靖幸さん】

茨城県で「クリーンショップ ヨコクラ」
を経営。シミ抜きをはじめとする衣類のメンテナンス技術に定評があり、依頼は遠方からも。月半分は全国を巡り、同業者に向けたセミナーを行う。著書に『魔法水でシミが落ちる!
』(扶桑社刊)がある。