アップル、香港向けiPhoneから台湾国旗の絵文字を削除。中国政府への配慮か
Apple's region lock of ROC Taiwan flag 🇹🇼 extended beyond CN devices to HK and Macau's in the iOS/iPadOS 13.1.1 rollout. Interestingly, the new lock only affects the keyboard, and has no problem displaying and is easy to bypass by switching region. https://t.co/RVRKNQyc1lpic.twitter.com/8eQXambiAQ
- 王博源 Wang Boyuan (@thisboyuan) October 3, 2019
さらに他の地域のデバイスでも、iOSでの地域設定を中国や香港、マカオに設定すると、同じく台湾国旗が絵文字キーボードから除去されて非表示となります。
とはいえ、英語で「Taiwan」と入力すると、予測変換候補として台湾国旗の絵文字が表示されるため、そちらを選ぶことは可能。そして中国モデルと違い、台湾/マカオ版iPhoneでも、それを受信して表示はできるとのことです。
こうしたiOSの仕様変更は、ちょうど香港で民主化を求める運動が激しさを増している中でのできごとです。
先週もApp Storeから香港警察追跡アプリが取り下げられ、後に一転して配信が承認されることに。その一方では米ゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードが香港デモを支持したeスポーツ選手を出場停止処分(同社は中国テンセントと提携関係にある)とするなど、米国企業が巨大な市場である中国への配慮に揺れる事件が相次いでいます。
ことアップルは、ティム・クックCEOがiPhone販売でも中国を重視する姿勢を打ち出しているだけに、相当の苦慮がありそうです。
