画像提供:マイナビニュース

写真拡大

完全制覇を目指して100人の猛者が“鋼鉄の魔城”に挑むTBS系スポーツバラエティ番組『SASUKE』。挑戦者たちの熱き戦いが毎回感動を呼ぶが、芸能界からも挑戦し続ける男たちがいる。

2012年大会からどっぷり『SASUKE』に夢中のゴールデンボンバー・樽美酒研二は、自分で借りた倉庫にセットを作ってトレーニング。「ほとんどの時間をSASUKEに費やして、バンドもおろそかにして…」と、『SASUKE』にほぼすべてをかけている。A.B.C-Z塚田僚一ジャニーズJr.内ユニット・Snow Manの岩本照も、並々ならぬ思いで挑戦中だ。

21年目を迎えた今年、『平成最後の大晦日スペシャル! SASUKE2018&ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ』(12月31日18:00〜23:55)と題し、井岡選手の世界戦とあわせて『SASUKE』第36回大会を放送する。初の大みそか放送、初のファイナルステージ生放送と注目の今大会を前に、プロデューサーの村口太郎氏にインタビュー(全3回)。第2回は、番組の人気にも大きく貢献している樽美酒ら芸能界の挑戦者について話を聞いた。

○■樽美酒研二、塚田僚一らへの感謝の思い

2012年に初参戦した樽美酒は今回が8回目の挑戦。塚田は6回目、岩本は4回目となる。彼らにとって『SASUKE』はテレビ出演ではなく、もはや人生をかけた勝負となっている。

村口氏は「本当にありがたい。こっちから『練習してください』とお願いしているわけではなく、出場して途中で落ちて悔しくてまた練習して、前の自分を超えたいという繰り返し。『SASUKE』に挑戦し続ける人たちに番組は支えられている」としみじみ。「タレントさんは『テレビだから仕事で出ているんでしょ』と思われるのが普通のテレビですが、この番組は彼らにとっては仕事ではない」と語る。

そして、「ずっと『SASUKE』のことを考えてくれている、こんなありがたいことはない。樽美酒さんも塚田君も岩本君も必死に練習してくれ、自分たちのライブとかでもファンに向かって『SASUKE次はクリアします』と話してくれ、『SASUKE』が生きがいになってるのは本当にありがたい」と感謝の言葉を繰り返し、「彼らは僕らのは楽しみでもある。一生懸命頑張っている話を聞いて当日を迎え、彼らがどんな風に仕上げてきたのか。強い思いを知っているのでそれぞれの目標をクリアしてもらいたい」と祈る。

印象的に残っている樽美酒、塚田、岩本とのエピソードを尋ねると、「彼らは、ダメだったときの悔しさが尋常じゃない。謝る必要なんて全然ないのに、みんなリタイヤした後に『すいませんでした』って謝ってくる。期待に応えられずすいませんっていうことなんだけど、一番悔しいのは自分なはずなのに…。その謝る姿や、そこから切り替えて次に向かう姿を見ると、本当にこの人たちに支えられているんだなと感じる」と明かした。

○■ゼッケン98番にふさわしい樽美酒の実力と姿勢

タレントの『SASUKE』出演は、制作サイドからの声をかける場合と、オーディションに応募してくる場合の両方。樽美酒はもともと『SASUKE』ファンで、自身のツイッターでいつか挑戦したいとつぶやいたことがきっかけだったそう。

村口氏は「樽美酒さんは自分で倉庫を借りてセットを作って練習をしてくれていて、本当にすごい。その成果もあって一般の常連の人たちと同じくらい力をつけてきていて、 ただ者ではない」と樽美酒の姿勢や実力を称賛する。

その村口氏の思いは、今回の樽美酒のゼッケン番号にも表れている。ゼッケンは100番が完全制覇に一番近いとされる人物で、樽美酒はなんと98番。「樽美酒さんは98番にふさわしいと思ってその番号に。相撲でいうと大関クラスだと思うし、『樽美酒さんがあれだけ練習してるんだから俺らもやらなきゃ』と思わせるような存在になっている」と語る。

樽美酒本人も98番の重みを感じたようで、「正直『嘘だろっっ!?』という気持ちが率直な気持ちでした。98の番号の重みがどれほどのものなのか重々承知してますし、僕よりも実力がある方がまだたくさんいらっしゃいますから。そんな番号背負って身体が自由に動くのか不安でした」と打ち明け、「でも『これで活躍したらカッコいいな!! これで前の自分の成績を越えることができれば、また成長できるんじゃないか!?』という欲というか闘争心に火がつくまでそんなに時間がかからなかったことはいうまでもありません! ポジティブ!」と、さらなるやる気につながったようだ。

○■旬のタレントもキャスティングするワケ

これまでアキラ100%や丸山桂里奈が出演したり、今回は和田アキ子のモノマネで話題のお笑い芸人・Mr.シャチホコが参加するなど、話題のタレントも参加する『SASUKE』。ただ、「一生懸命やっている人たちの中でふざけてやられると番組として傷つくので、タレントさんであっても一生懸命やってくれる人を選んでいる」と、あくまでも挑戦は真剣勝負だ。

そして、「話題のタレントさんが出ているから見てみようと、初めて見るきっかけになってくれたらうれしいですし、楽しそうな番組だなと思ってもらうためにも、話題のタレントさんにも出てもらっている」と村口氏。「テレビ番組なので楽しく気楽に見られる、気が付いたらガチなスポーツ番組になっていたというくらいにしないと、6時間ずっと重かったら見ていて疲れてしまう。そういう意味でもいろんな出場者に出てもらうことは必要だと考えています」と語ってくれた。

(C)TBS