中国大陸製を日本製と偽装…多すぎて法改正へ 罰則強化も/台湾

公表された草案は、今年2月に公表された草案に、各界からの意見などを取り入れたもの。食器や容器、包装、洗剤などについても、商品名や重量、原産地の表示が求められる。
食薬署の関係者は、台湾の市民が日本製や欧米製の商品を好むため、多くの業者が中国大陸製の食器や容器を日本で包装し、日本製と偽る行為が横行していると指摘。今後は原産地として記載できるのは、最終製造・加工地に限るという。
また、表示に偽装が見つかった場合は4万〜400万台湾元(約13万〜1300万円)、必要な表示がなかった場合は3万〜300万元(約10万〜1000万円)の罰金を科すとしており、年末までの公布を目指す方針。
(張茗喧/編集:齊藤啓介)
