海運業界に空前の好況が訪れている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な「巣ごもり需要」に加え、物流の混乱で運賃が高騰しているためだ。 2月初めまでに日本郵船など海運大手3社が発表した2021年4~12月期決算はいずれも大幅な増収増益となり、22年3月期の純利益も過去最高を更新する見通し。半面、運賃高騰は日用品の値上げを通じて国民負担を増やしかねず、国土交通省は警戒を強めている。