2021年7月の日本。 この情景は一体何なのだろう。 コロナが蔓延し、それがいつ自分を襲うかという恐怖を人々はひそかに心に抱き、でも自分だけにはそういうことは起こらないだろうという楽天的な正常性バイアスを働かせ、こっそり街へ出、こっそり酒を飲み、恐怖心をかくして大きく笑ってみせ、そのくせ連日発表される新規感染者の数字、重症者の数字、死者の数字にひとかたならぬ関心を持ち、グラフの山がおさまっ