8インチWindowsタブレット「Think Pad 8」をメインマシンとしてってみた
国内では、Surfaceシリーズだけでなく、よりコンパクトな8インチWindowsタブレットの人気も続いている。8インチモデルは、主にサブマシンとして使うことを目的として購入される方が多いと思うが、「Bay Trail-T」と呼ばれる高速化されたAtomプロセッサーは8インチのタブレットでもWindow8.1をサクサク動かしてくれる。さらに4〜5万円でOfficeが入っていることを考えれば、コストパフォーマンスはかなり高く、オトクなメインマシンに、と考えてしまう。
そこで今回は、職場で使っているノートPCを8インチタブレットに置き換えてみることにしてみた。今回、実現してみたいのは次のこと。
・使い慣れているキーボードやマウスをそのまま引き継ぐ
・外部モニターに出力して、大きな画面で作業する
・移動するときには本体だけを持ち出して、手軽に作業
使用する8インチタブレットは、Think Pad 8(レノボ)。2月の注文から約3ヶ月を待ち、ようやく手元に届いたマシンだ。8.3インチの画面に1,920×1,200のフルHD高解像度は美しいし、CPUのAtom Z3770は、まったくストレスなく動いてくれる。
まずは、外部モニターに接続してみたい。Think Pad 8は、micro HDMIのポート搭載なので、VGA変換アダプターでアナログディスプレイに出力できるようにしてみた。ケーブルを接続後、Windows 8.1の「デバイス」メニューから、サブディスプレイに「拡張」するだけでモニターに切り換えられる。
micro HDMI to VGAの変換アダプターは、Amazonから1,500円前後で購入できる
Think Pad 8同様に、micro HDMI出力端子を備える8インチWindowsタブレットには、次の機種がある。変換アダプターを持ち歩けば、外出先のプロジェクターに接続してプレゼンすることだって、いとも簡単だ。
・dynabook Tab VT484(東芝)
・Iconia W4-820(エイサー)
次は、これまでノートPCで使っている手になじんだキーボードとマウスを使えるようにした。用意したのは給電式USBハブ。給電式なので、外付けHDDなど駆動部分がある周辺機器の接続も、もちろん可能だ。
セルフ/バスパワー両用の「U2HS-S401SBK」(エレコム)
セルフ/バスパワー両用の「U2HS-S401SBK」(エレコム)を使ってみた(実売価格2000円程度で購入できる)。本体がそのままタブレットスタンドになるのも便利だ。このUSBハブはAndroidタブレットでも使える。
さて、今回、問題となるのが本体の充電だった。Think Pad 8の場合、USB3.0ポートが充電ポートも兼ねている。そのため、USB機器を接続したまま充電は行えないのだ。同じくレノボのMiix2 8は、充電しながらUSBホストになれるOTGケーブルを利用できる場合もあるが、Think Pad 8で実現することは今のところできていない。
現状、夜のうちにしっかり充電をする、お昼休みなどの休憩時間もこまめに充電する、の方法で対応するしかない。実駆動6〜7時間といったところなので、満充電でもフルに、1日の仕事をするには、少し足りない。このあたりは、昼食時間に充電しておくといった工夫が必要かもしれない。
さて、最後に実際の動作や操作感だ。ビジネス用途であるならば、CPUスペック、使い勝手ともにメインマシンとして充分に機能してくれる。また、いざというとき、職場で使っているマシン設定やアプリがそのまま片手で持ち出せる感覚は、かなり手軽、合理的で便利だ。
ただ一方で、現状の使い方だと充電の心配が残る。
最良の解決方法はUSBポートを常に充電状態にして、入力デバイスをBluetooth対応のキーボードやマウスへ置き換える方法がある。出費は少しかさむが、これだと、本体のバッテリを気にせず使え、持ち出し時も満充電で外出ができる。また、小型のBluetoothマウスなら外出先でも一緒に持ち出して使うこともできるだろう。
