今シーズン、まだ2試合を残しているチェルシー。プレミアリーグのタイトルを争っている彼らだが、ジョゼ・モウリーニョ監督は4日のノリッジ・シティ戦を前に、総括のような発言を残している。

まずは、チャンピオンズリーグ(CL)でアトレティコ・マドリーに敗れたことについて、モウリーニョ監督はこのように語った。

「落胆はある。だが、それが人生だ。試合に敗れ、CL敗退に終わって2日なら、うれしいはずがない。だが、反撃するための最善策は、ページをめくり、次の2試合について考えることだ。我々はプロとして振る舞い、リーグ戦を終えなければいけない。最大限の結果を目指してね。我々にタイトルを獲得するチャンスがあるとは思っていない。我々にできるのは、残り2試合に勝つことだけだ」

MFエデン・アザールはアトレティコ戦後、フランスのメディアで「僕らはカウンターのためにつくられたチームだ」と発言している。モウリーニョ監督は同選手に対し、次のように厳しい言葉を放った。

「私もインタビューは聞いた。もっと前後にいろいろある中で、一つのコンセプトだけが抜き出されたんだ。こういう考え方は、選手たちが自分たちのミスを正当化しようとするときにもあるものなんだよ。アトレティコの1点目の場面で、(アシュリー・)コールは一人だった。リヴァプール戦では、左サイドに(アンドレ・)シュールレがいて、同じ問題はなかった。アザールはチェルシーのために100%の犠牲を払う用意がまだできていないんだ」

今シーズンがタイトルなしに終わった場合について聞かれると、モウリーニョ監督は2010年から2013年までにインテルとレアル・マドリーでいかにタイトルを獲得してきたかを挙げつつ、こうつけ加えている。

「CLでセミファイナルまで進み、プレミアリーグで最終節までタイトルを争う。これが、タイトルなしでも私の今シーズンだ」

チェルシーは最終節でマンチェスター・シティと対戦する。そのマンCは、7日に未消化分のアストン・ヴィラ戦を戦うが、モウリーニョ監督はリーグの日程を疑問視している。

「サッカーの母国で、タイトルを左右する大事な試合が、最終節の4日前に行われるのは驚きだ。第5世界みたいだよ。だが、それがプレミアリーグだ」

今シーズンが1年目であることも再び強調している。

「我々にとって今季は移行のシーズンだった。良い結果だったよ。CLベスト4で、リーグ戦は最後まで争っている。最高の結果だ。CLで11月に敗退し、リーグでマンチェスター・ユナイテッドに勝ち点25差をつけられた昨季から考えればね。我々は大きな前進を遂げた。来季に向けて土台を築いたんだ」

アトレティコFWジエゴ・コスタ、パリ・サンジェルマンFWエディンソン・カバーニ、バイエルン・ミュンヘンFWマリオ・マンジュキッチといった選手たちの獲得が騒がれているチェルシーだが、モウリーニョ監督はマーケットの話から距離を置いている。

「マーケットは閉まっている。開くのは夏だ。チェルシーは落ち着きを望んでいる。コスタが良い選手なのは否定できない。だが、彼はアトレティコの選手だ。(ティボ・)クルトゥワの復帰? コメントしたくない」