レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が会見に臨めば、常に冗談が飛び出してくる。チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグのバイエルン・ミュンヘン戦を前にした会見でも、同監督は「彼らはバルセロナのよう? 11人で戦えることを願おう」とコメントした。

「冗談ではないよ。現実だ。コパ(・デル・レイ決勝)では11人対11人だった。バルセロナはコンパクトで堅固なチームだ。バイエルンがバルサのようだとは言わない。だが、(ペップ・)グアルディオラ監督の哲学は似ている。選手たちの特長やクオリティーは異なるけどね」

「相手はとても強い。1カ月前にリーグ優勝しているんだ。我々が有利と考えられていないのは当然だろう」

だがもちろん、アンチェロッティ監督は諦めているのではない。

「彼らは我々の天敵? マインドゲームはやめようじゃないか。それに、レアルの天敵かもしれないが、私の天敵ではない。私は彼ら相手に負けたことがないからね。これは準決勝だ。我々はほかのチームたちと同じようにタイトル獲得を望んでいる。固執ではなく、モチベーションだ。敗退に終わっても、失敗ではないだろう。それはひどい言葉だ。だが、準決勝に到達したことが成功とは言えないのも確かだね。我々の目標は決勝を戦うことだ」

FWクリスティアーノ・ロナウドの起用について、アンチェロッティ監督は「自信」があると述べた。ただし、最終決定は最後のテストが終わってからという。

「今日、クリスティアーノは普通どおりに練習した。先日から良いトレーニングをしている。明日もトライして、それから決めるよ。ピッチに立つのは万全の状態のときのみなのは確かだ。(ガレス・)ベイル? モチベーションを感じているよ。バルサ戦のようなゴールはさらなる自信となるものだ」