イラン監督、韓国監督の顔写真をTシャツにプリント

写真拡大

ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で18日に対戦した韓国とイランだが、フィールド外での泥仕合はまだ続いている。

韓国メディアは19日、イランのカルロス・ケイロス監督が韓国戦後の記者会見で「あのTシャツは合成写真ではなく、私が持っているTシャツだ」と話したと伝えた。

「あのTシャツ」とは、ケイロス監督が身につけていたTシャツのこと。黒いTシャツの真ん中には、韓国代表のチェ・ガンヒ監督がウズベキスタンのユニフォームを着た写真がプリントされており、ケイロス監督はこのTシャツを着てイランのサッカー関係者らと笑顔で写真に写っていた。

この画像がインターネット上に出回ると、韓国では合成写真疑惑が浮上。韓国サッカー協会の関係者も、「(問題のTシャツ写真を)知っている。事実なのかイラン側に確認するつもりだ」とし、「事実であれば、国際サッカー連盟(FIFA)に提訴する可能性もある」と不快感を示した。

だが、Tシャツは事実だった。ケイロス監督は記者会見で、「チェ・ガンヒ監督の顔が描かれたTシャツを着たのは、チェ監督にサッカーについて冷静に考えてほしいという思ってやった」と話した。

写真の中でチェ監督にウズベキスタンのユニフォームを着せたのは、チェ監督が試合前に「(イランではなく)ウズベキスタンと一緒に(本大会に)行きたい」と発言したことが原因とみられる。ケイロス監督はこの発言を受けて、「韓国に行ったらチェ監督にウズベキスタンのユニフォームをプレゼントしたい」と皮肉交じりに語っていた。

・参照:OSEN
・参照:スポーツ朝鮮

■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。