「大逆転」。26日のクラシコを終え、スペイン『マルカ』が一面に選んだ言葉は、レアル・マドリーがカンプ・ノウでバルセロナを3−1と下したことを最もよく表現している。ジョゼ・モウリーニョ監督のチームは、同監督が就任してからの3年で2度目となるコパ・デル・レイ決勝を果たした。

一方で、バルセロナは明らかな危機的状況について考えている。サンドロ・ロセイ会長とアンドニ・スビサレッタSD(スポーツディレクター)は27日、ティト・ビラノバ監督と話すためにニューヨークへと向かう。すでに予定されていたことではなるが、ミランとレアルに敗れたことで、より緊急の出来事となった。

カタルーニャの『ムンド・デポルティボ』は、「言い訳なし」と一面で称した。2、3ページ目では「非常に手痛い敗北」と伝えている。『スポルト』は「大惨事ではあったが、気持ちを盛り立てる必要がある」と前を向いた。

『ムンド・デポルティボ』は「正体不明のバルセロナを前に、マドリーのファイナル進出は妥当だった」と分析。『スポルト』も同じく「マドリーが正体不明のバルサを乗り越える。バルサはカップ戦敗退」と伝えている。

もちろん、マドリッドサイドは大喜びだ。『アス』は「Toma, toma y toma!」と報じた。「これと、これと、あれも取ろう」といったところか。『マルカ』は「文句なしのマドリーが現れ、カンプ・ノウでバルサを打ちのめし、ファイナルへ」と大げさに報じた。同紙がマッチレポートのタイトルに選んだのは、「無害のバルサをマドリーが押しつぶす」。『アス』は「これでマドリーはバルサの上だ」としている。

『ペリオディコ』は一面で「最もグレーなバルサがマドリーに屈辱を味わわされてカップ戦敗退」と伝え、続くページでは「脚も頭もなかった」。『パイース』は「カンプ・ノウでクリスティアーノがチェックメイト」とFWクリスティアーノ・ロナウドを称賛している。

また、モウリーニョ監督が試合後の会見に送った負傷中のGKイケル・カシージャスの「このスピリットをオールド・トラフォードにも移さなければいけない」というコメントも伝えた。レアルは3月5日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦する。

カンプ・ノウで6試合連続ゴールという記録を達成したC・ロナウドには、『マルカ』も「CR7がカンプ・ノウを支配」と賛辞が送られた。同選手はマドリーに移籍してからのバルサ戦で、すでに12ゴールを記録。そのうちの8ゴールをカンプ・ノウで決めている。

では、バルセロナFWリオネル・メッシはどうだったのだろう? 『スポルト』のコメントの一つは、「メッシは悲しんでいる。意欲はあるが、できないのだ」と分析している。