撮影:野原誠治
全国の小学校の図書館で絶大な人気を誇っている図書シリーズ「怪談レストラン」。この大人気図書は09年よりアニメ化され、こちらも原作に負けない人気で日本中の子どもたちを虜にしている作品だ。その「怪談レストラン」が実写版映画としてスクリーンに登場する。主演は、昨年の国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた工藤綾乃さん。現役中学生の彼女が演じるのは、怪奇探偵・天野ハル。初めての主演、初めての映画という中で、彼女は何を感じ、どのように演じたのかを聞いてみた。

―――まずは、「怪談レストラン」で演じた天野ハルという女の子は、どんなキャラクターだと捉えて演じたか、というところからお話を伺いたいのですが?

工藤綾乃(以下、工藤):はい、ハルは勇敢でしっかりもので、サバサバした女の子だなと感じました。自分と共通した部分は少なくて、逆にハルみたいな勇敢な強い女の子にはすごく憧れます。

―――“強い女の子”という印象とのことですが、完成した作品を観て、彼女の持つ強さを演じることはできましたか?

工藤:ほぼできたかな(笑)。でも、今回は怖がる表情のシーンが多い作品だったので「もうちょっと怖がってくれ」ということも言われました。その反省も生かして、もうちょっと表情を豊かに演じたいなと思いました。

―――今回、天野ハルを演じるにあたって気をつけた部分、大変だった部分を教えてください。

工藤:しっかり者の探偵ということで、賢く見せるには話すスピードを早く、そして声を高く大きくすると、しっかりしているように見えると監督から言われたので、その点を気をつけましたね。私は話すスピードが遅くて、声も低い方なので。

―――いろいろ反省するところがあったということですが、今後、演じるとしたらどんな役を演じたいですか?

工藤:ハルとは真逆の性格のオンナの子を演じてみたいですね。ほんわかしていて、気が抜けていてみたいな・・・そんな役もやってみたいですね。

―――「怪談レストラン」ということで、ちょっとホラー要素のある物語なのですが、自分自身で霊体験のようなものって経験ありますか?

工藤:霊感はまったくないです(笑)。でも学校の友達で強い子がいて、その子から聞いた話が怖かったんです。前に学校の全校集会で体育館に向かってるとき、最後に入ったはずの私たちの後ろに、ちっちゃいオカッパの女の子が見えて、もう一度振り返ったらいなかって話だったんですけど、聞いたときはすごくゾッとしました。

―――作品の設定として、長時間向こう側の世界にいると自分もオバケになってしまうということでしたが、もし自分自身が変身するとしたらどんなオバケになりたいですか?

工藤:そうですね、悪いオバケじゃなくて、いいオバケがいいです。人を怖がらせるというよりも、助けるようなオバケかな。見た目に気持ち悪いのもイヤなので、かわいいのが良いです(笑)

―――CGのシーンが多かったと思いますけど、何もないところで動いて演技するのは難しくなかったですか?

工藤:やっぱり難しかったですね。一人で演じるシーンは問題なかったんですけど、キャストのみんなで目線を合わせたりってシーンは難しかったですね。出演者みんなと相談して目線の方向を合わせてって感じで相談する必要がありましたから。

―――完成したシーンを作品で見て、いかがでしたか?

工藤:たぶん、違和感なくできていたかと思います。