山形放送

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鶴岡市で2日、ことし2件目の緊急銃猟が行われるなど、山形県内では過去最悪のペースでクマが出没しています。こうした中、国と東北6県、それに新潟県の情報共有を図る初の会議が3日、宮城県で開かれました。

この会議は、東北各地で被害や出没が相次いでいるツキノワグマについて、国や各県の取り組みなどを共有し東北地方全体の対策を強化しようと環境省が開いたものです。
クマの出没件数や被害が過去最多となった昨年度、そのおよそ7割を東北地方が占めました。
また、県内では2026年に入り、5月末までに279件の目撃情報が寄せられていて2025年のおよそ1.5倍のペースで増加しています。5月には酒田市で1988年以来となる死者が出ました。
今回の会議には東北6県と新潟県の関係者が出席し、環境省から今年度に実施を予定している県境をまたいだ個体数の調査方針などが示されました。環境省によりますと、これまでクマの個体数に関する調査は各県が独自で行っていました。今年度からは、全国で統一的な調査を行い適正個体数の把握や捕獲目標に反映させることが狙いです。

環境省東北地方環境事務所 東岡礼治所長「県をまたがるような広域の保護管理ユニットの適正個体数や捕獲目標を設定してそれを踏まえた適切な捕獲目標数を検討してもらいたい」

環境省は今後、人とクマのすみ分けを図るため、生息地の管理や被害対策など広域的な管理を進めていくということです。