18日に月と水星、木星、金星が並ぶ 30日ストロベリームーン 6月星空・天文情報

2026年6月の星空・天文情報です。18日に月と水星、木星、金星が並び、西の空が賑やかになります。また、30日は満月で、6月は「ストロベリームーン」と呼ばれます。
梅雨の晴れ間に見える星は? 6月の夜空は、春と夏の星座が共に輝く

6月21日は、1年で最も夜が短い夏至の日です。6月の終わり頃は、日が暮れるのが最も遅い季節でもあります。
空を見渡すと春の星座が西に傾き、東からは夏の星座が顔をのぞかせます。
オレンジ色の「うしかい座」のアークトゥルスと、青白い光の「おとめ座」のスピカ、「しし座」のデネボラで作る「春の大三角」が南西の空に広がっています。
一方、東の空には、青白く輝く「こと座」のベガ、「わし座」のアルタイル、「はくちょう座」のデネブで作る「夏の大三角」。
雲の隙間に明るく輝く星を見つけたら、色を確認してみましょう。
9日ごろ 西の空で金星と木星が大接近 光り輝く共演は街明かりにも負けないほど美しい

8日から10日にかけて、宵の明星の金星と木星が近づきます。最接近は9日ごろ。
西の低い空で光り輝く共演は、街明かりにも負けないほど美しいです。
肉眼でも観察できるので、西の空が開けた場所で眺めてみましょう。
10日〜13日 月が土星、火星に近づく 明け方、東の空を眺めてみよう

まず10日から11日にかけて、月は土星に近づき、13日には赤く輝く火星に接近します。
この時期の土星は深夜に、火星は未明に東の空から昇ってきて、日の出1時間前には肉眼でも観察できます。ただ、火星は低い位置にあるため、見つけにくいかもしれません。
※東京の日の出 10日〜13日:4時25分(国立天文台HP参照)
16日 水星が東方最大離角 2026年一番見やすいタイミング

16日に水星は東方最大離角となり、日の入り後に西の空で観察するチャンスです(東京の日の入り 16日:18時59分)。
水星は肉眼でも観察できますが、低い位置にありますので、西の空が開けている場所で観察してください。また、水星よりも高い位置にある木星や金星を目印にすると探しやすいでしょう。
※「東方最大離角」:水星は、太陽系の最も内側を公転している惑星です。このため、水星の見かけの位置が太陽から大きく離れることがなく、見つけやすくなる時期は太陽から見かけの位置が大きく離れる「最大離角」前後に限られます。6月16日に水星は太陽の東側に最も離れる「東方最大離角」となります。
16日〜18日 月が水星、木星、金星に接近 日の入り後の西の空は賑やか

6月中旬の夜は、4天体の集合が見られ、西の空が賑やかになります。
16日は、糸のように細い月が西の空のかなり低い位置に見え、月よりも高い位置に水星、木星、金星と続きます。
17日は、三日月が明るい木星にかなり接近します。
18日になると、月は金星よりも高い位置に移動し、高い方から月、金星、木星、水星と斜めに並んで見えます。
※東京の日の入り 16日〜18日:18時59分
30日は満月「ストロベリームーン」

30日8時57分(日本時間)に満月を迎えます。
満月には英語圏で様々な呼び名があります。6月はイチゴの収穫が最盛期を迎える頃で「ストロベリームーン」と呼ばれます。そんな名前を思い浮かべながら、満月を眺めるのも良さそうです。
【参考サイト】
The Old Farmer's Almanac
AstroArts
