大相撲五月場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

【映像】館内が一時ざわついた「実際の取組」

 十両十四枚目・炎鵬(伊勢ヶ濱)の脚が危険な方向で…土俵際の決着にファンが“ひやり”。まさかの結末に館内が静まり返るも、その直後の炎鵬の姿に安堵の拍手と歓声が起こった。

 元幕内の実力者だったが、脊髄損傷という大けがを負い、2023年夏場所に途中休場をした炎鵬。しかし不屈の精神ではい上がり、今場所、関取として約3年ぶりに勝ち越しを決めた。なお、幕内経験者が序ノ口転落を経て、関取に返り咲くのは史上初のことだ。

 迎えた千秋楽は十両四枚目・旭海雄(大島)と取組を行った。炎鵬は相手の中に入って相撲を取るが、旭海雄は上から圧力を掛け、後ろ回しを取ると浴せ倒し。旭海雄は9勝6敗、炎鵬は8勝7敗で今場所を終えた。

 炎鵬は敗れた際、旭海雄が覆いかぶさるように脚が危険な方向で曲がってしまい、この光景にファンは“ひやり”。「膝こわいよう」「あぶねえ」「ひざ大丈夫?」「へんな崩れ方したぞ」などと心配する声が続々と寄せられたが、苦悶の表情を浮かべたものの直後に炎鵬は立ちあがろうとして、また旭海雄はその体を心配したのか、手を差し伸べる紳士な姿を見せていた。

 炎鵬の敗北を受け、館内は一時、静寂に包まれたが、立ち上がり、館内を後にする炎鵬の姿を見て、ファンもホッと一息。「あぶないあぶない」「足大丈夫かよかった」など安堵の声が寄せられていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)