夕日観賞のため接客を一時停止する書店が話題に 中国雲南省

【新華社昆明5月13日】中国西南部の小さな町に、一風変わった方法で人々を引き付ける書店がある。天気が良い日の夕方になると店員は接客をやめ、本やコーヒーを置いて沈みゆく夕日を眺めるよう客に勧める。
雲南省徳宏ダイ族ジンポー族自治州芒市は気候が温暖で、少数民族が多く暮らしている。「雷牙譲書店」は、同市を代表する観光名所、勐煥大金塔が立つ雷崖譲山にある。
店は読書や眺望観賞、アート鑑賞、短期型ワークステイなど多目的に利用できる空間となっている。1階は床から天井までの大きな窓が設けられ、緑あふれる景色と夕焼け空を一望できる。2階には地元の写真家や画家の作品が展示されている。
店を設計した番春嬌(はん・しゅんきょう)さんは「地元の自然や少数民族の特色をデザインに取り入れた。例えば、ジンポー族の錦織や端切れをコースターに仕立てている」と語った。
夕日の眺望やリラックスした雰囲気、そして夕方の「注文を受けず、ただ景色を楽しんでもらう」という独自の取り組みのおかげで、店に足を運ぶ観光客はますます増えている。(記者/何春好、孫敏)
