「見てくれたかなと思います」ソフトバンク・近藤健介が亡くなった兄へささげる2ラン 手を合わせホームイン
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク6×-5ロッテ(8日、みずほPayPayドーム)
プロ野球・ソフトバンクの近藤健介選手が8日のロッテ戦で見せた、勝利につながる先制のホームラン。試合後、ホームラン直後に流した涙の理由について語りました。
両チーム無得点で迎えた3回、2アウト1塁の好機で打席に入った近藤選手。相手先発・廣池康志郎投手が投じた2球目スライダーを完璧に捉えると、打球がライトスタンドへ吸い込まれるのを見届け、確信歩きでダイヤモンドを一周。チームに貴重な先制点をもたらす第8号2ランとなりました。
ホームイン直後は天を見上げ、静かに手を合わせた近藤選手。ベンチに戻ると、溢れる感情を抑えるようにタオルで顔を覆い、涙を流す姿がありました。
試合後のインタビューに応じると、「おととい兄が亡くなりまして、兄も野球が好きだったですし、親もお兄ちゃんも試合に出てほしいと思うから行って来いと言われた気がしました。その中で打たせてもらえて、見てくれたかなと思います」と、悲痛な別れがあったことを明かしました。
続けて「(年は)7個離れていますけど、本当にキャッチボールもよくしましたし、今までも野球を教えていたので。野球愛が強い兄だったかな」と思い出を語った近藤選手。
「(お通夜、葬儀の)予定はまだ決まっていないので、相談しながら」と現状を明かすと、最後は「自分にできること、またチームの勝ちにつながるような貢献ができればと思います」と、悲しみを胸に今後を見据えました。