将棋の第84期名人戦七番勝負第2局は4月26日、青森県青森市の「ホテル青森」で2日目の対局が行われている。防衛と4連覇を目指す藤井聡太名人(竜王、王位、棋王、王将、棋聖、23)に、糸谷哲郎九段(37)が挑戦する注目のシリーズ。白熱の終盤戦へと差し掛かる中、両者に提供された午後のおやつで、藤井名人が選んだ地元色豊かなスイーツにファンの熱い視線が注がれた。

【映像】藤井名人のおやつ「なとわ」(断面図も)

 藤井名人がこの日のおやつに選んだのは、「なとわ」という名のスイーツだ 。青森の甘酸っぱいりんごと北海道の牛乳を使ったしっとりとしたミルクまんじゅう系の焼き菓子で、菓子名の「なとわ」は青森県津軽地方の方言で「あなた(な)とわたし(わ)」という意味が込められている 。

 ABEMAの中継で解説を務める広瀬章人九段(39)は、この由来が紹介されると「地元らしいネーミングですね」と納得の表情。その微笑ましい言葉の響きに、視聴者も「へー」「津軽弁 ナイスネーミング」「な、と、わ。わかった」「わーミルクまんじゅうすき」「なとわ、おもしろい」と大いに興味をそそられていた。

 お供のドリンクには「津軽りんご酢ソーダ」を注文 。りんごのふるさと・津軽の完熟りんごを100%使用した、シュワっと爽快な一杯だ 。丸ごとりんごをすりおろして発酵させる醸造法で作られており、まろやかで優しいりんご本来の風味を楽しめる 。

 一方、挑戦者の糸谷九段は「生姜みそのバスクチーズケーキ」をオーダーした 。濃厚なバスクチーズケーキに、日本の伝統的な発酵調味料である津軽みそのうま味とコク、さらに爽やかな生姜の風味を掛け合わせた、これまでに無かった和洋折衷の魅力が織りなす一品だ 。

 ドリンクには「岩木山養蜂のハニーラテ」をチョイス 。青森県弘前市百沢地区の岩木山麓で採取した国産蜂蜜と青森県産牛乳を使用し、厳選されたスペシャルティコーヒーで抽出したエスプレッソで仕上げたホットのカフェラテハニーで、しっかりと糖分を補給した 。

 心温まるネーミングの地元スイーツと、斬新な和洋折衷ケーキ。それぞれこだわりの一品でリフレッシュを果たした両対局者は、ここからいよいよ勝敗を決する過酷なクライマックスへと没入していく。
(ABEMA/将棋チャンネルより)