“BTSの父”HYBEパン・シヒョク議長、拘束の可能性は低いと現地弁護士が分析 警察は逮捕状請求

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韓国弁護士が、HYBEのパン・シヒョク議長の拘束可能性について「低い」との見方を示した。

法務法人「判心」のムン・ユジン弁護士は4月22日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

【写真】“あえぎ声”を挿入 パン議長の女性グループ

HYBEのパン・シヒョク、1900億ウォン(約200億円)規模の株価操作容疑、拘束の可能性は?」と題した動画で、今回の逮捕状請求について分析している。

警察は2019年の上場前に投資家へ虚偽説明を行い、私募ファンドとの取引を通じて約1900億ウォン規模の不当利得を得た疑いがあるとして捜査を進め、逮捕状を請求した。これに対し、HYBE側は「遺憾」としつつも、今後の法的手続きに誠実に対応する姿勢を示している。

ムン弁護士は本件について「現時点では棄却される可能性の方がやや高い」との見解を明らかにしたのだが、その理由としてまず挙げたのが、長期にわたる捜査だ。

警察は約1年4カ月にわたり内査・捜査を続け、複数回の事情聴取も行っている。こうした経緯から、すでに証拠収集は一定程度完了しているとみられ、追加の証拠隠滅リスクは大きくないと指摘した。

(写真=BIGHIT MUSIC)パン・シヒョク議長

また、逃亡の可能性が低い点も重要な判断材料とされる。BTSなど人気グループを多数生み出した世界的に有名な経営者である点、海外でのビジネスも継続している点などにより、身元や行動の追跡が困難とは考えにくいという。

さらに、今回の疑惑をめぐっては法的解釈の争いが避けられないとも分析。2019年当時に「上場計画はない」と説明した点が意図的な虚偽だったのか、それとも経営判断の変化の範囲に収まるのかが焦点になるとし、「企業活動では計画変更は珍しくない」と言及した。こうした争点がある事件では、被疑者を拘束せず在宅のまま審理を進めるケースが近年増えているという。

一方で、約1900億ウォン規模とされる不当利得の疑いについては「極めて重大」とも評価。資本市場の信頼性に関わる犯罪は厳しく扱われる傾向にあり、有罪と認定されれば重い刑罰が科される可能性があるとした。

(写真提供=OSEN)BTS

加えて、非公開の契約の有無や内容を示す物的証拠が、今後の判断を左右する最大のポイントになるとの見方も示している。

なおムン弁護士は、今回の問題に関して「リスク管理の観点から適切な助言がなされていたのか疑問が残る」とも言及し、経営判断と法的リスクのバランスの重要性を指摘した。