「やせたいから、サラダチキンばかりたべる」は、なぜNGなのか?
高たんぱくで手軽だからと、サラダチキンだけで食事を済ませていませんか。体に良さそうでも、塩分は意外と多く、ビタミンCや食物繊維は足りません。健康のつもりの“単品習慣”が、栄養の偏りを招く可能性があるのです。
東京農業大学で栄養について長年研究し、医師としても活動する田中越郎氏の新刊『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事術』をもとに解説します。
「サラダチキン」だけの食事はやめるべき
脂肪をあまり摂取したくない場合は、鶏肉、それもささみか胸肉が適しています。
鶏の胸肉(ささみも含む)は高たんぱく低カロリーで、しかも安価というすぐれた食品です。
しかし残念なことに食感はパサパサしており、あまりおいしいとは言えないようです。
そこで塩や香辛料などを使うとおいしくなります。
コンビニなどで売っている「サラダチキン」は味もおいしいし値段も手頃なので好んで食べる人は多いと思います。
しかしながらサラダチキンも万能ではありません。
最大の欠点は塩分が多いことです。
商品による差はありますが、1つ当たり1〜2gの塩が入っています。
国際的な1日の推奨食塩摂取量は6g未満なので、サラダチキンの塩分量は無視できません。
塩を避けたい場合は、自分で生の胸肉を調理するのが正解です。
また鶏肉にはナイアシンやビタミンB6などは多く含まれているのですが、ビタミンCやDなどはほとんど含まれていません。当然ながら食物繊維もほとんどありません。
よって、毎日サラダチキンだけを食べる、という極端な食生活はおすすめできません。
やはり野菜と適量のお米は一緒に食べるようにしましょう。
(本記事は、書籍『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事術』から一部抜粋・編集した記事です。)
