27歳での制服姿は「大丈夫かな?」と不安だったが…爆美女フリーアナウンサー(33)が投資知識ゼロ→“投資の女神”に成り上がるまで〉から続く

 日経平均が歴史の転換点を迎え、「NISA貧乏」という言葉が生まれるなど投資ブームが再燃している昨今。株式投資の世界で“投資番組の女神”として注目を浴びているのがフリーアナウンサーの佐田志歩さん(33)だ。現在はYouTubeの投資番組で数多く司会を務め、清楚なルックス、時にユニークな語り口で絶大な支持を集めている。

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 番組を通し、数々の個人投資家・億り人と会ってきた佐田さんだが、成功した投資家には共通点があるという。佐田さん自身の投資の話から、現在YouTubeでデイトレードに挑戦している理由についても聞いた。(全3回の3回目/最初から読む)


数々の投資家にインタビューしてきた佐田志歩さんが明かす「成功者」の条件とは?

成功を収めた投資家たちには「共通点」がある

――佐田さんは多くの投資家にインタビューをしています。成功している投資家には何か共通点はありますか。

佐田志歩さん(以下、佐田) みなさん共通しているのは「謙虚」ということです。誰一人として全く偉そうじゃないんです。例えばテスタさんは控室がなくても怒らないですし、誰かが勧めるまで椅子に座らず、ずっと立っていたりするんですよ。

 あとは相場への記憶力が段違いに良いということですね。いつ、どの銘柄を、どんな値動きをしている時に、どのタイミングでエントリーしたか、皆さん昨日のことのように言えます。その時の地合いも覚えていますね。

 あと成功されている方は投資を始めた初期の段階でドカンと大きな利益を得ています。今は配当生活でコツコツやっていますという方でも、「最初に2000万勝ちました」という方ばっかりなんです。

――金銭感覚はどうですか。皆さん、資産が何億、何十億円とあると、感覚が庶民とはかけ離れそうですが。

佐田 意外と投資家の方は普通の感覚も持ち合わせている感じがします。私と本当は住む世界が違うはずなのに、同じ世界にいるような感覚になるのが、投資家の方ですね。例えばテスタさんは現場にあるお弁当をいつも食べてますし。投資家の方はお金を使うことが楽しいのではなく、お金を増やすことが楽しいんだろうなと思います。逆に企業の社長さんの方が私とは違う世界の人だなと感じます。

――佐田さんご自身は投資歴はどのくらいになるんですか。

佐田 岸田総理になった時に始めたので、2021年の秋くらいですね。最初に買ったのは三越伊勢丹ホールディングスで、株主優待目的で買いました。

上場来高値で購入→みるみる株価が落ちていき……

――佐田さんといえば、オリエンタルランドの株での失敗が一つのネタになっています。どのくらいで買ったんでしたっけ。

佐田 上場来高値で買いました(苦笑)。ディズニーランドが好きだったので、ずっと欲しかったんですけど、当時は100株250万円くらいしたんです。それが株式分割をして50万円、60万円で買えるようになったんです。ただ、巷では「オリエンタルランドは割高だ」みたいな声がすごくて、買えずにいたんですが、松井証券の「予約の取れない株相談所」という番組で相談したら「買ったほうがいい」と専門家の方たちから言ってもらって。

 中でもテスタさんは「生涯保有すれば佐田さんの場合は損することはないから」と言ってくれました。確かに、100株だと3年以上保有すれば1年に1枚ディズニーランドの優待券がもらえるので、死ぬまで持てば70枚くらいもらえるからプラスだと思ってそれで買ったんですが、みるみるうちに下がりました(苦笑)。

――やはり株は難しいですね(笑)。

佐田 株が難しいのは知識があっても上手くなれるわけじゃないというところだと思います。私自身、正しい知識を持っていると思うんです。全体の相場感や、どの銘柄が上がっているという情報にも詳しいはずなんですが、でもそんなに勝てていないというのは、センスがないというか、度胸がないというか。

 そういう意味では最近いろいろなYouTubeに出られている個人投資家のちょる子さんを尊敬しています。ちょる子さんは私と同じママで、子育てをしながら、仕事もして、さらに投資もされているんですが、めっちゃくちゃ決断力が早いんですよ。ここぞというところで、ロットを張れる度胸がある。

凡人は積み立てが正義

――ちょる子さんは暴落の時に、全力で投資するんですよね。

佐田 そうです、そうです。ただ普通の人にはなかなかそれができないんですよね。どこまで落ちるかわからない怖さがあるので。でも、ちょる子さんはそれができる。これまで出会った投資家さんは男性がほとんどだったので、初めてママで、仕事もしながら投資されているちょる子さんと出会ったことは衝撃でした。

 自分の中で言い訳していたんです。「いや、私は子どももいるし、仕事も忙しいし」って。でも、私より忙しいちょる子さんがあれだけ勝っているというのは、やっぱりそこじゃないんだとわかりました。

 ただ投資のすごい方を見ていると、やっぱり凡人は積み立てが正義だというのも、改めて感じています。なので今は株に新たな入金はせず、今ある中で頑張ろうとやっていて。一攫千金を狙いたい気持ちもあるんですけど、そこで無理をすると退場になってしまうので。ただ株は売買そのものが楽しいんですよね(笑)。

――ちなみに、佐田さんは今年、日経平均はどのぐらいまでいくと考えていますか。

2026年、日経平均はどこまで伸びる?

佐田 6万円台は行くと思っています。先日、経済アナリストの朝倉慶さんと対談したんです。朝倉さんは去年、アナリストで唯一「日経は5万円台に行く」と言っていた方なんですが、今年は「7万円台に行く」とおっしゃっていて。

 今はやっぱりインフレじゃないですか。政府の政策も消費税減税などインフレに進むものばかりですし、株価の上昇は止まらないと思っています。下がるとしたら、本当に台湾有事であったりとか、トランプ大統領がTACOじゃない何かを言ったときとか、そのくらいだと思っています。

――昨年10月には個人としてもYouTube「佐田志歩のバリバリ伝説」を開設しました。登録者は10万人を超えるなど人気になっていますね。

佐田 ここまで成功するとは思ってなかったです。1年で登録者が5万人になったらいいなと思っていたくらいなので。最初に「YouTubeはじめます!」という5分もないくらいの動画を出したんですが、そこにコメントが100件を超えてついていて、その反響にびっくりしました。ただただありがたいです。

毎朝のデイトレは「欲を満たしてくれる」

――YouTubeでは投資家へのインタビューに加え、朝にライブでデイトレードする様子も配信しています。そもそもなぜ、デイトレードを始めようと思ったんですか。

佐田 もともとはデイトレなんてできるわけないと思っていたんですけど、「資産運用!学べるラブリー(以下「学べるラブリー」)」に有名デイトレーダーのヤーマンさんがゲストでいらっしゃっていたんです。当時からYouTubeはやりたいと思っていたんですが、株を扱うと買い煽りにもなるし、自分では動画を編集できないので、YouTubeで動画を出していたヤーマンさんに、どうすればいいか相談したんです。

 するとヤーマンさんが「デイトレのライブ配信は需要があるんじゃないですか」とおっしゃって。その時にいた「学べるラブリー」構成作家の長澤さんも勧めてくれて、YouTubeをスタートすることになったんです。

 なので、「バリバリ伝説」は長澤さんであったり「学べるラブリー」のスタッフで実は作っているんです。費用についてもみなさん、「収益が出たときに分配できたらいいから」と手弁当でやってくださっています。

――デイトレは楽しいですか?

佐田 楽しいです。私のガチャガチャ欲を満たしてくれるので(笑)。デイトレを始めてから、元々保有している株をあまり動かさなくなったんです。株の値動きはやっぱり激しいものなんだというのをデイトレを始めて、本当の意味で理解できました。

「投資の女神」がこれからやりたいこと

――今後YouTubeはどういう方向にしたいという考えはありますか。

佐田 具体的にこの企画をやりたいというものは今は思い付いていないんですが、ほかの投資チャンネルよりも等身大の内容にしたいなと思っています。自分のチャンネルですし、綺麗にまとめずにやってもいいのかなと考えています。

 先日、松井証券の武藤正樹さん(「学べるラブリー」プロデューサー)へのロングインタビュー企画をやったんですが、「サラリーマンとして勉強になった」と反響が大きかったんです。武藤さんのように、いろいろな投資家の方に半生を語ってもらうシリーズというのをやりたいなと思っています。

――佐田さんがアナウンサーを目指した理由は情報番組をやりたいという思いからでした。今もその思いはありますか?

佐田 今は投資の世界で頑張りたいと思っています。投資という専門ジャンルに絞ってからは届けたい情報を、求めている人に届けられているという実感がすごくあります。テレビよりYouTubeの方が、その手触り感が大きいんですよね。なので、YouTubeの投資の世界で頑張っていきたいです。

 あとは、あんまりライバルがいない立ち位置を目指したいなと考えています。最近は「株タレント」という方がすごく増えている印象もありますし、アナウンサーでも実際、投資をやっていることを発信する方も増えています。常に自分の立場を脅かされていることは自覚しつつ、投資界のアイコンのような感じになりたいなと思っています。

――現在でも、もう十分、投資業界の女神みたいな感じですけれど。

佐田 いや、恐縮です。でも知識がないので(笑)。私の中で一番憧れるのは馬渕磨理子さんなんです。圧倒的な知識量と分かりやすさと、全てを兼ね備えているなと思うんですけど。こんな下手くそで表に立っている人も多分ほかにいないので(笑)。「教えてもらう人代表」みたいな感じになれたらいいかなと考えています。

撮影:志水隆/文藝春秋

(徳重 龍徳)