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不登校の児童や生徒などが等しく学びの機会を得られる「学びの多様化学校」。県内では4月から小千谷市と上越市で初めて開校します。どのような学校なのでしょうか?

10日、開校式が行われた学びの多様化学校「小千谷中学校上ノ山分校」。

<小千谷市 宮崎悦男市長>
「学校へ行きたい学びたいという気持ちがありながら、通学できない子供たちが安心して通学できる今までの学校という概念にとらわれない学校であります」

「学びの多様化学校」とは不登校の子どもを対象に文部科学省が設置を進めている学校で、柔軟な教育課程で授業が行われるのが特徴です。

県内では4月、小千谷市と上越市で初めて設置されました。

背景にあるのは不登校の生徒の増加です。県教育委員会によると県内の不登校の子どもは約5800人。9年連続で過去最多を更新しています。

小千谷中学校上ノ山分校では登校のハードルを下げるため始業時間を遅らせるほか、授業時間を通常より5分短い45分間とするなど不登校の生徒に合わせた環境が整っています。

またこんな工夫も‥‥‥

<記者リポート>
「学校内には子供たちがリラックスできるようにフリースペースも設けられクッションやハンモックなども用意されています」

「上ノ山分校」では今年度市の内外から中学生13人が入学します。

<小千谷市 宮崎悦男市長>
「子どもたちが自分のペースで自分の個性にあった多様な学ぶ場所を作っていくことが非常に重要であると考えておりまして‥‥‥それぞれの個性が輝くそんな学校にしていきたい」

◇ ◇
また10日は上越市に開校した学びの多様化学校「諏訪中学校」でも内覧会が開かれました。

市内の雄志中学校の分校で、1年前に閉校した小学校の校舎を活用します。

教育目標は「ゆたかに生きる」。

こちらの学校にもフリースペースが設置されました。

諏訪中学校では、体験型の学習や地域とのかかわりに力を入れるということです。

<諏訪中学校 黒田 陽子 校長>
「安心して自分のことを大きく伸ばせる。そういう気持ちで入学してきてほしいと思っています」

誰もが安心して通える学校へ‥‥‥

2つの学校では今後転入学式が予定されていて、子どもたちの新たな学びがスタートします。