岡本和真は「概ね期待通り」も…ブルージェイズ打線に“深刻な問題” 米メディアが警鐘「ワールドシリーズ返り咲きは遠のく」

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岡本は4月に入ってバットが湿りがちだが、一定の評価を得ているようだ(C)Getty Images

 今月に入り黒星が続いていたブルージェイズが、現地時間4月8日、ドジャースとのカード最終戦に4-3で勝利し、ようやく連敗を止めた。ドジャース戦2戦目まで6連敗を喫していた昨季のア・リーグ王者は、“ワールドシリーズの再戦”として注目を浴びた本拠地3連戦の最後でようやく一矢報いた。

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 だが、8日の試合こそ終盤にドジャース救援陣から3点を奪い逆転勝ちを収めたものの、1、2戦目では計3得点と打撃陣が精彩を欠き、またスウィープされたホワイトソックスとのカードでは最終戦で今季初めて無得点で敗れている。

 それらの内容を踏まえ、打線の迫力不足がチームの出遅れの要因の一つであることは間違いない。米国メディア『CLUTCHPOINTS』でも、現在までの主力打者の成績をフォーカスしている。

 同メディアは9日にブルージェイズの問題点を論じるトピックを配信しており、その中では、「本来、ブルージェイズの打線はア・リーグ屈指の破壊力を誇る。主力打者たちは大一番で結果を残す力を持っているが、ここまではその実力を発揮できていない」などと見解を示す。

 さらに、「最大のスターであるブラディミール・ゲレーロJr.も、まだ本来の長打力を取り戻せていない」と評し、「ここまで二塁打1本、本塁打1本と物足りない数字にとどまっている」などと主砲の長打の少なさを強調。

 また、開幕以降で状態が上がって来ていないジョージ・スプリンガーの名前も挙げ、「打率.184、2本塁打、出塁率.273」などの現在のスタッツ数字を記しながら、「昨季は32本塁打を放ったスラッガーであり、シーズンを通じて25〜30本塁打が期待される存在だけに、早期の立て直しが求められる」と訴える。

 その上で同メディアは、「ゲレーロJr.やスプリンガーをはじめとする主力が早急に結果を出さなければ、ワールドシリーズ返り咲きという夢は遠のいてしまうだろう」と今後へ向け警鐘を鳴らしている。

 ブルージェイズの地元メディア『Sportsnet』も、「打線の不振が最大の問題」と断じており、「2025年の打線を支えた主力打者たちが序盤から苦しんでいる」と分析。ゲレーロJr.とスプリンガーに加え、ドールトン・バーショ、アレハンドロ・カーク、アディソン・バーガー、ネイサン・ルークスの名前も並べる。

 同メディアはその一方で、岡本和真のパフォーマンスに触れており、「新戦力であるカズマ・オカモトやヘスス・サンチェスは概ね期待通りの働きを見せている」と評価する。

 岡本はドジャース3連戦初戦で、シーズン開幕戦以来となるマルチ安打を記録。メジャーで初めてとなる2塁打も放っている。三振数の多さが課題となっているものの当たりは止まっておらず、今後、チャンスメークやランナーを返すシーンが増えていく可能性は少なくない。

 ブルージェイズは連敗ストップをきっかけに、ここから巻き返していくことが出来るか。そのためには、主力打者の復調が不可欠であることはもちろん、中軸を担う岡本のさらなる活躍も求められる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]