単にコンセプトじゃなくて市販間近だから激熱! JMS2025で見かけた「まもなく登場」の注目モデル総覧!!

この記事をまとめると
■JMS2025では市販目前の注目車が多数披露された
■日産・トヨタ・ホンダなどが完成度の高い次世代モデルで存在感を示した
■EVから本格SUVまで多様な進化が同時に進行している
各社が次世代戦略を提示
2025年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショー2025(JMS 2025)。そこにはコンセプトカーや市販車はもちろん、近い将来発売される予定の大注目車が目白押しだった。ここでは、市販が待ち遠しい注目の新型車を、当時の熱狂を思い出しつつ紹介したい。
●日産エルグランド

まずは何といっても、トヨタ・アルファード1強となっている国産プレミアムミニバンの土俵への返り咲きを狙う、16年ぶりに刷新される日産エルグランドだろう。顔つきに日本の伝統工芸を、サイドビューに日本庭園の考え方を取り入れた水平基調のスタイリングは参考出品車のまま踏襲されるはずだ。
発電用の新開発ZR15DDTeエンジン+5 in-1 e-POWERパワートレインで構成される第3世代のe-POWERと4輪制御技術のe-4ORCE、インテリジェントダイナミックサスペンションを採用。日産の最新技術を満載した、プレミアムクラスに相応しいミニバンとなる。もちろん、ハンズオフが可能なプロパイロット2.0も用意される。多くのVIPにも愛用されるアルファードに対して好みがわかれそうなデザインではあるものの、日産の対アルファード戦略として、今夏といわれる市販車の登場が待ち遠しい。
●日産パトロール

その日産からは、2024年に中東で発売されたフラッグシップSUVであるパトロールの日本導入にも期待大。エルグランドvsアルファード同様、パトロールvsランドクルーザーの勝負も現実味を帯びてきそうだ。すでにスーパーGTシリーズのファーストレスキューオペレーション車両としてパトロールNISMOが導入される予定となっているので、そちらにも注目だ。ちなみにパトロールNISMOは3.5リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、502馬力、71.4kg-mを発揮するという。2026年末から2027年前半にかけての日本導入が予想されている。
●トヨタ・ランドクルーザーFJ

そして、現在のSUVブームの流れで一般ユーザーにとって見逃せないのが、トヨタブースでセンチュリーとともに多くの来場者が囲んだトヨタのランドクルーザーFJだ。筆者がもっとも時間をかけて注視した1台でもある。新興国用のIMVプラットフォームを採用し、4575mm×全幅1855mm×全高1960mmと、ランドクルーザーファミリーのなかでもっともコンパクトであり、300や250では大きすぎるというユーザーにぴったり。
2580mmのホイールベースで最小回転半径5.5mの小まわり性も発揮するのだから、街なかはもちろん、山奥の狭い道も、天候・路面に左右されず使い倒すことができる。パワーユニットは163馬力の2.7リッター直4ガソリンエンジン+6速ATとされ、価格面でも期待に応えてくれるに違いない。発売は2026年年央とされているから、”フリーダム&ジョイ”の新たな価値観をもつFJの登場は間もなくである。
電動モデルにも期待高まる
●トヨタ・カローラ コンセプト

世界で活躍する日本車の1台であり、国内でも大衆車として長い歴史をもつトヨタ・カローラの現行型は、カローラスポーツともなれば、デザインだけで買ってもいいほどカッコいい。しかし、そのカッコよさをさらに上まわるのが、JMS2025で披露されたカローラ・コンセプトだ。
BEV、HEV、PHEV、ICE、FCVとパワートレインはなんでもありとなる予定の次期カローラのコンセプトモデルだが、いまのトヨタの勢いやプリウスに見られる大変身ぶりからすれば、エクステリアについては極めてコンセプトに近いデザインで、カローラの概念を変える次期カローラが登場するだろう。実際、開発関係者も市販化に意欲的だという。
●ホンダSuper-ONE プロトタイプ

ここのところいろいろなニュースが飛び交うホンダだが、JMS2025に出品されたクルマのなかで現実的に期待できるのが、世界初公開された小型EVのSuper-ONE プロトタイプだろう。ベースとなるのは、電気自動車としても軽自動車としても完成されつくした感ある走りと快適性を誇るN-ONE e:で、エンジン車のようなサウンドと変速感を実現するBOOSTモード、軽規格には収まらないワイドフェンダーの迫力が目玉だ。
インテリアがN-ONE e:と変わらないため現実味があり、2025年7月に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2025」でヒルクライムコースを駆け抜ける映像も公開されているから、英国を含む世界の右ハンドル地域での展開も視野に入っているに違いない。すでにSuper-ONE、Super-N(英国)なる仕向け地別のネーミングも決まっているようだ。発売済みのN-ONE e:のとんでもない完成度からすれば、こちらのFUNな走りっぷりはさらなるものといっていいだろう。発売は2026年中とされている。
●Honda 0 α

ホンダの0シリーズのなかで生き残る、0シリーズの世界観のゲートウェイトモデルとなるEV、コンパクトSUVのHonda 0 αの登場も待ち遠しい。ご存じのとおりホンダはEV戦略の見直しを余儀なくされているが、このHonda 0 αはすでに生産国となるインドでテスト走行が開始されているようで、2027年から日本やインドを中心にグローバルでの販売を予定している。

