現代社会に求められる本当に優秀なリーダーとはどんな人?【社会心理学】

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現代社会に求められる本当に優秀なリーダーとはどんな人?

偏見が強化されていき、差別が起こる

組織や集団を率いるのに必要なリーダーシップには、いくつか種類が存在します。いずれも人々を統率するという面では変わりませんが、集団や組織に与える影響は、リーダーシップの種類によって大きく異なります。人の上に立つ人間になるためにもリーダーシップの種類を知り、自分がどのタイプに当てはまるかを確認するといいでしょう。

ひとつ目のタイプは「交流型リーダーシップ」です。チーム内の人間関係に気を配りつつ、目標達成のために人々をまとめて導いていくという能力があります。これは、三隅二不二が提唱した「PM理論」によって、目標達成能力と統率能力の両方を持つ「PM型」、目標達成能力に特化した「Pm型」、統率能力に特化した「pM型」、目標達成能力も統率能力も持たない「pm型」の4つに細分化することができます。交流型では、目標を達成させる力と集団をまとめる力の両方を有するPM型がもっとも優れているといわれています。

ふたつ目は「変革型リーダーシップ」です。つねに変化を続ける社会に対応し続けるために、将来の変化を的確に予測し、メンバーに変化を促すとともに長期的な目標を提示。そして、それを達成するための手順を示し、自ら率先して集団や組織の変革を促すという能力です。個人だけではなく、全体が自己変革の能力を身につけられるため、非常に注目されています。

3つ目は「フルレンジ・リーダーシップ」です。これは、交流型リーダーシップと変革型リーダーシップ、双方の能力を持つハイブリッドな存在で、アヴォリオによって提唱されました。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』 監修:亀田達也