アーセナルが2部サウサンプトンに敗退 ヨケレス弾もリーグ杯決勝に続く連敗で4冠の可能性が最大2冠に
◇FA杯準々決勝 アーセナル1―2サウサンプトン(2026年4月4日 英国・サウサンプトン)
FA(イングランド協会)杯準々決勝でプレミアリーグ首位を走るアーセナルが敵地で2部サウサンプトンに1―2で敗れる波乱があった。
負傷者続出で3月下旬の各国代表戦でイングランドのMFサカやMFライスら11選手が招集辞退や途中離脱を強いられたアーセナルは、7日にスポルティング(ポルトガル)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦も控えてベストメンバーを組めない状況。前半35分に敵陣深い位置でのパスミスからカウンターを浴びて先制を許した。後半23分にはW杯北中米大会大会で日本と対戦が決まったスウェーデン代表ヨケレスが途中出場で同点弾を決めて流れを取り戻したかに見えたが、追加点を奪えない状況で同40分に痛恨の失点。相手ゴールキックから手数が少ない速攻で決勝点を決められた。
アーセナルはシュート数で23―8と圧倒しながら、決定機を生かせずにマンチェスター・シティーに敗れた3月22日のイングランド・リーグ杯決勝に続く公式戦2連敗。4冠の可能性がわずか2試合で最大2冠となった。負傷者続出の状況はあったとはいえ、サウサンプトンも上り調子のMF松木玖生と今季リーグ戦28試合に先発してきた主軸のMFダウンズを出場停止、同27試合先発のDFスティーブンスを負傷で欠いた。元々の戦力差を考えれば言い訳はできない。
アルテタ監督は「結果と、特に2失点の仕方は(失望だった)。今日犯したような守備のミスをすれば、準決勝に進むのは非常に難しい」と落胆。「彼らは非常に好調。祝福しなければならない」とサウサンプトンを称えた。
7日と15日に欧州CL準々決勝、19日には22季ぶりの王座奪回を目指すプレミアリーグで2位マンチェスターCとの直接対決を控える。そのマンCはこの日、FA杯準々決勝でFWハーランドがハットトリックの活躍を見せてリバプールに4―0と圧勝している。
「シーズンの困難な状況に適応しなければならない。今こそ我々の真価を示す時」とアルテタ監督。言葉に悲壮感が漂っていた。
