高強度コンクリート製造・販売を手掛けるエスイー<3423.T>の突発人気化はその最たるもの。元来、時価総額の割に値動きの重い銘柄であるが、きょう1日だけみれば様相一変、数量商いのこなせる低位株として投資マネーがここぞと食いついた。このほか、放射線防護工事の基礎技術を有する技研ホールディングス<1443.T>が動兆の気配を漂わせる。ホームシェルターの販売・設置を手掛けるサンヨーホームズ<1420.T>も一時大きく上値を追う場面があった。そして、シェルターで使う非常用発電機や空気供給システムを手掛けるAIRMAN<6364.T>にも投資マネーの矛先が向かう可能性がある。タングステンを使った放射線遮蔽シートの日本タングステン<6998.T>なども同テーマの常連であり、有力な物色対象と目されている。

 あすのスケジュールでは、3月の日銀全国企業短期経済観測調査(日銀短観)が朝方取引開始前に開示され、マーケットの注目度が高い。後場取引時間中に3月の新車販売台数(自販連)、3月の軽自動車販売台数(全軽自協)が発表される。海外では3月のレーティングドッグ中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、2月のユーロ圏失業率が発表されるほか、米国では3月のADP全米雇用リポートや2月の小売売上高などにマーケットの耳目が集まる。また、3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、1月の米企業在庫も注目される。(銀)

出所:MINKABU PRESS