終了間際にバルベルデ(15番)がPK成功。イングランド対ウルグアイは1−1のドローで決着した。(C)Getty Images

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 2枚のイエローカードを提示されたにもかかわらず、退場にならない。そんな前代未聞の事態がイングランド代表対ウルグアイ代表の一戦で起こり、物議を醸している。イギリス紙『THE Sun』が「レフェリング地獄」などと題して報じた。

 現地3月27日にウェンブリーで行なわれたこの試合で、マンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイのマヌエル・ウガルテは、前半にファウルで1枚目の警告を受けた。

 そして81分、イングランドのベン・ホワイトが先制点を挙げると、このゴール判定に異議を唱えたウガルテに、ドイツ人のスヴェン・ヤブロンスキ主審は2枚目のイエローカードを突きつけた。

 通常であればウガルテは退場となるはずが、主審はレッドカードを出すことなく、ウガルテは87分に交代するまでプレーを続けた。

 この不可解な判定について、当初、第4審判は中継局『ITV』に対し、2枚目のイエローカードが“取り消された”と説明したという。ところが試合後、公式見解は再び変更され、1度目の警告はウガルテではなく、ホセ・マリア・ヒメネスに出されたものだったと主張された。
 
 イングランドのハリー・マグワイアは、「ウガルテは2枚のイエローカードを受け、2枚目が取り消されたと聞いている。これは我々にとって初めてのことだ」と困惑。さらに「今度は、ウガルテへの最初のイエローは、実際にはヒメネスのものだったと言われた。だから2枚のイエローではなく、ウガルテはイエローを1枚ももらっていないことになる」と続け、二転三転する説明に呆れた様子を見せた。

『ITV』の解説者で元イングランド代表のイアン・ライト氏も、「彼らは後から話をでっち上げている。まるで我々が見たものを見ていないかのように」と審判団の対応を痛烈に批判した。

 なお試合は、終了間際にフェデリコ・バルベルデがPKを決めてウルグアイが追いつき、1−1の引き分けに終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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