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 元中日監督の落合博満氏(72)が、20日のABCテレビ「虎バン」(関西ローカル)に出演。2009年のWBCで、中日勢が辞退した裏事情を告白した。

 阪神の今季を占うインタビュー企画。今季はWBCが開催されたことも大きなポイントだが、中日が騒動に巻き込まれたのが09年だった。

 08年北京五輪の準決勝・韓国戦で同点の8回に岩瀬仁紀がイ・スンヨプに決勝2ランを浴びて敗戦。帰国後は大きな誹謗中傷を受けた。そのため翌年の09年WBCで、中日は全選手の派遣を見送った。

 落合氏は「岩瀬が帰ってきた時の誹謗中傷、脅迫状」と脅迫状まで来ていたことについて言及。「愛知県警まで動いたんだよ」と舞台裏を明かした。

 岩瀬とは「どうする?休んでもいいよ」と話し合ったが、「1人になったら何をするか分からないので、チームと一緒にいさせてください」という返事が返ってきたという。

 そこでWBCへの出場打診には「ドラゴンズの選手は全員行きません」と回答。「それを(選手は)自分たちで申告するんだけど、できたら球団でしてくれませんか、と言うから、いいよ」と選手会側から頼まれて、球団が辞退の申告することになったことも説明した。

 ただ同氏は「漏れないはずのものがリークされた」と言及。「中日勢は7人辞退」というニュースが出て、騒動になった。そのうえで「その年、阪神でも“NO”と言っている選手はいるんだよ」と後日談として、騒動の裏側を語った。