[2.26 ECL決勝Tプレーオフ クリスタル・パレス 2-0 ズリニスキ]

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)は26日、決勝トーナメントプレーオフ第2戦を行い、MF鎌田大地所属のクリスタル・パレス(イングランド)がズリニスキ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を2-0で破った。2試合合計スコア3-1で上回り、クラブ史上初の欧州カップ戦でベスト16入り。鎌田は負傷明けながらプレーオフ2試合ともフル出場し、快挙に貢献した。

 試合は立ち上がりからホームのクリスタル・パレスが一方的に押し込み、ズリニスキがローブロックを組んで守るという構図が続いた。前半23分にはFWヨルゲン・ストランド・ラーセンの落としたボールを鎌田が収め、うまく相手をかわして右足で狙ったが、相手にブロックされた。

 それでも前半36分、クリスタル・パレスがついにこじ開けた。前半36分、左サイドで獲得したFKをウォートンがゴール前に入れると、ファーサイドでDFマクサンス・ラクロワが反応。完璧なヘディングシュートを突き刺し、2戦合計スコアで2-1とリードした。

 そのまま迎えた後半11分、クリスタル・パレスはウォートンが途中交代し、MFウィル・ヒューズが投入されたことで、鎌田は攻守における重要性が高まる形に。同19分、鎌田のFKにDFクリス・リチャーズが飛び込んだが、前節ウォルバーハンプトン戦での顔面打撲によって包帯を巻いてプレーしている影響もあってか、ヘディングシュートは大きく上に外れた。

 後半20分ごろからは徐々にズリニスキが前に出るようになり、一進一退の攻防が続くなか、クリスタル・パレスはMFイスマイラ・サールやFWエバン・ゲサンの決定機が阻まれ、とどめを刺すことができない。同37分にはこぼれ球を拾った鎌田がミドルシュートを狙ったが、枠の右に外れた。

 なおも攻めるクリスタル・パレスは後半41分、リチャーズの縦パスからサールが抜け出し、GKと1対1を迎えたが、GKゴラン・カラチッチのスーパーセーブに阻まれる。その後は嫌な流れになりかけたが、後半アディショナルタイム3分にゲサンが2点目。守備では相手の枠内シュートを0本に抑えたクリスタル・パレスがベスト16入りを決めた。