騒動の発端となったヴィニシウスのゴールセレブレーションにモウリーニョが言及「素晴らしいゴールを決めたのに、なぜそんな風に祝うんだ?」
ベンフィカを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・プレイオフ1stレグのレアル・マドリード戦で起きた人種差別騒動について言及した。
ベンフィカホームで行われたこの試合は、50分にヴィニシウス・ジュニオールのスーパーゴールでレアル・マドリードが先制する。しかしこのゴールを決めた際に見せたセレブレーションが問題となり、ベンフィカの選手たちやサポーターの反感を買うことに。その後、ベンフィカのアルゼンチン代表FWジャンルカ・プレスティアンニから人種差別的な発言を受けたと主審にアピールし、試合は約10分間中断される事態となった。
「ただ、ゴールまでは素晴らしい試合だった。ベンフィカは非常に良いスタートを切り、レアル・マドリードも30分か35分頃に試合の流れを変えた。ヴィニシウスは、彼か(キリアン・)エンバペしか決められないゴールを決めた。その後、彼はチームメイトに支えられながら戻るべきでこのスタジアムにいた6万人の観客を煽るべきではなかった」
またモウリーニョ監督はヴィニシウスの挑発について「これほど多くのスタジアムでいつも同じようなことが起きるなら、そこに何か問題がある」と批判。「私はヴィニに言ったよ。君は素晴らしいゴールを決めたのに、なぜそんな風に祝うんだ?偉大な選手であるからこそ、普通にゴールを喜ぶだけじゃダメだったのか」(ファブリツィオ・ロマーノ氏のXより引用)と同選手のゴールセレブレーションを指摘した。
本人にとっては何気ない普通のパフォーマンスだったのかもしれないが、相手からすればそれは”煽り”とも捉えられる行動で反感を買ってしまい、結果的に人種差別という大きな問題にまで発展してしまった。なお、モウリーニョ監督はこの試合でイエローカード2枚提示され退席処分となり、25日に行われる2ndレグで指揮を執ることはできなくなった。
