内装には最上級モデルならではの専用装備も!

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生活に寄り添うサイズ感に最上級の装備!

 毎日の買い物から週末の遠出まで、気負わずに使えるクルマが一台あると生活はぐっと楽になります。

 そんな視点で街を見渡すと、取り回しの良さと室内の広さを両立したコンパクトミニバンの存在感はやはり大きいと感じます。

【画像】超カッコイイ! これが“一番高い”トヨタ「4WD・7人乗り」のコンパクトミニバンです!(30枚以上)

 なかでもトヨタの「シエンタ」は、実用性と親しみやすさを武器に長く支持されてきました。

 シエンタは2003年の登場以来、日本の道路環境に合ったサイズ感でファミリー層を中心に定着してきました。

 現行型は2022年にフルモデルチェンジを受けた3代目にあたります。販売動向を見ても、その立ち位置は明確で、日本自動車販売協会連合会が公表する「乗用車ブランド通称名別順位(新車販売ランキング)」では、2026年1月に1万145台を記録し2位に入っています。

 そして2025年8月5日に実施された一部改良では、新装備の追加や先進安全装備の機能強化、さらに人気オプションの標準装備化が行われ、日常の使い勝手を重視するユーザーにとって魅力が増しました。

 今回のトピックの一つが、モデリスタと共同開発したコンプリートカー「JUNO」の設定です。

 Z(ハイブリッド車)をベースに後席を外した2人乗りとし、広い後方スペースにテーブルやクッションなど5種類の着脱式家具モジュールを組み合わせられる構成は、移動とくつろぎを一体化した提案と言えるでしょう。家具は単品購入も可能で、用途に合わせたアレンジが想像しやすい点も特徴です。

 では、ラインナップの中で最も高価な仕様はどうなっているのでしょうか。それは「Z(ハイブリッド車・E-Four・7人乗り)」です。

 ボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1715mm、ホイールベースは2750mmで、ミニバンとしては扱いやすい範囲に収まっています。

 角を丸めた四角いフォルムは親しみやすく、Zグレードでは金属調塗装のフロントグリルモールやフロント・リアのLEDランプなどで上質感を演出しています。

 樹脂製ホイールキャップもダークグレーとシルバーの2色塗り分けとなり、細部で差別化が図られました。

 ボディカラーは2トーンを含めて多彩に用意され、Zグレードは全9色から選べます。室内はブラック、カーキ、フロマージュの3色展開で、シートはファブリックながらZのみ消臭・撥水撥油機能付きです。

 両側パワースライドドアには指先で操作できるワンタッチスイッチが備わり、床下のセンサーに足をかざすと作動するハンズフリー機能もZ専用装備として用意されています。

 ディスプレイオーディオは10.5インチの大画面でコネクティッドナビに対応し、メーターもディスプレイ表示のオプティトロンと7インチマルチインフォメーションディスプレイの組み合わせになります。ステアリングは本革巻きです。

 ブレーキは全車がブレーキホールド機能付き電動パーキングブレーキを採用し、設定を維持したまま次回の運転に移れる点も日常使いでは助かります。

 前後ドライブレコーダーとETC2.0ユニットは、この改良からXグレードを除く全車に装備されました。運転席アームレストや後席用サンシェードの追加も含め、装備の底上げが実感できます。

 安全面では予防安全パッケージが全車標準となり、レーダークルーズコントロールには停止保持機能が加わり、ドライバー異常時対応システムも採用されました。

 Zではパノラミックビューモニターが標準、駐車を支援する機能はオプションで選べます。

 パワートレインは1.5リッターハイブリッドで、E-Fourを組み合わせ、WLTCモード燃費は27.6km/Lです。

 価格(消費税込み)は332万2000円となり、最安の「X(ガソリン車・2WD・5人乗り)」の207万7900円との差は124万4100円です。

 2026年2月の視点で見ても、装備と内容を踏まえた選択肢として、上級仕様の存在感は確かなものがあります。