NY株式21日(NY時間12:45)(日本時間01:45)
ダウ平均   47046.28(+339.70 +0.73%)
ナスダック   23000.10(+9.56 +0.04%)
CME日経平均先物 49580(大証終比:+430 +0.87%)

 きょうのNY株式市場ダウ平均は3日続伸。IT・ハイテク株は上げが一服しているものの、米株式市場は全体的に底堅い推移を維持している。

 本日は裁量消費や産業などが全体をリードしている。本日から決算が本格化しているが、取引開始前に発表になったGM<GM>やGEエアロシステムズ<GE>、コカ・コーラ<KO>、3M<MMM>、RTX<RTX>への反応が良好。

 決算はまだ始まったばかりだが、いまのところS&P500企業のうち4分の3超が予想を上回る結果を発表している。米政府機関閉鎖により経済指標の発表が止まる中、これまでの好調な決算が市場全体のモメンタムを支えている。本日は引け後にテキサス・インスツルメンツ<TXN>、ネットフリックス<NFLX>が発表を予定。

 ストラテジストは「マグニフィセント7が高い利益期待を実現すれば、市場はさらに一段高となる可能性がある。金曜と月曜の市場の動きは、投資家が来週の大手AI企業の決算を前に大手IT銘柄へポジションを傾け始めていることを示唆している」と述べた。また、「高水準の期待とバリュエーションを踏まえると、このグループの決算結果は年末にかけての市場全体の方向性を左右するだろう」とも指摘した。

 一方、市場心理を支えている要因にFRBの追加利下げ期待があるが、金曜日に発表が遅れていた米消費者物価指数(CPI)が重要なヒントを与えてくれるものと期待されている。

 そのほか、米中貿易摩擦も引き続き焦点。トランプ大統領は11月1日から中国製品への追加関税100%を課す可能性に言及したが、一方で「中国との公平な取引が近く実現する」との楽観的な発言も行い、貿易戦争の激化懸念をやや和らげた。トランプ大統領は「今月末に韓国で行われるAPECでの習国家主席との会談で公平な合意に達することを期待している」と述べた。

 GM<GM>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。EBITも予想を上回っている。通期ガイダンスも公表し、1株利益、EBIT、自動車部門フリーキャッシュフロー(FCF)とも上方修正した。ピックアップトラックの販売が予想以上に好調で、関税の影響も緩和したとしている。