Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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静岡県伊東市の田久保真紀市長が議会を解散したことに伴う市議会議員選挙が12日告示され、30人が立候補しました。このうち1人の新人候補の応援に田久保市長が駆け付けました。

(伊藤薫平 キャスター)
「初めての解散によって行われることになった異例の選挙戦。いよいよ一週間の戦いが始まります。」

伊東市議選に立候補したのは定数20に対し前職18人、新人12人のあわせて30人です。田久保市政を継続するか否かが最大の争点となる今回の選挙。

新人12人のうち1人が田久保市長への支持を明言。そのほか支持を表明していませんが、市長に近い候補者も数人いるとみられています。

(伊藤薫平 キャスター)
「普段の選挙ポスターではあまり見かけません。田久保市長不信任決議案に、賛成と書かれています。こちらには「田久保市長!退場!」と、明確なメッセージを打ち出した候補者もいます。」

2回目の不信任決議案が提出された場合、田久保市長が失職となるのを阻止するには市長を支持する候補7人の当選が必要となります。そんな中…

(伊藤薫平 キャスター)
「午前11時過ぎ、伊東駅前です田久保市長が姿を現しました。これから応援演説に向かうものと思われます。おはようございます。大丈夫ですか。間に合いますか。」

(伊東市 田久保真紀 市長)
「大丈夫ですよ。」

(伊藤薫平 キャスター)
「応援は今日が最初ですか。」

(伊東市 田久保真紀 市長)
「はい、第一声です。」

(伊藤薫平 キャスター)
「どんな思いで」

(伊東市 田久保真紀 市長)
「ははは、おはようございます。」

伊東駅前には多くの報道陣が集まりました。

(神奈川からの観光客)
「(Q. 観光ですか?)びっくりしました。有名人ですから。」

市長を支持する候補を横に市民に向かってこう訴えました。

(伊東市 田久保真紀 市長)
「皆さんと約束した改革の灯、これを消さずに前進させるには、市議会にも新しい風が必要。新しい人材が入って新しい町を作っていく。それが必要だと思って今回決断をして、議会を解散しました。」

この日は、毎年恒例の秋祭りの日。市全体の半数の地区が参加する一大イベントです。市長の演説に市民は・・・

(伊東市民)
「どう考えたって。なんで税金で、(選挙費用を)なんで税金で払わなきゃいけない。自分で出してほしいですよ。解散したんだから。祭りがあると分かっててやることがおかしい。しかもこの時間やるの分かってて、ここでやる。湯川(地区)にとって嫌がらせだよ」「嫌がらせだよね」

一方 こちらは前職の陣営。市長に対する厳しい姿勢を前面に出し支持を訴えました。演説を聞いた市民は…

(伊東市民)
「(投票率は)高いと思いますよ。今回はやっぱりスムーズに田久保さんが自分で説明した通りやっていただければ、こういう選挙なかったと思うんですよね。やっぱり市民の税金が使われてるっていうことに。それはちょっと、なんかちょっと遺憾を感じますよね。」

12日夕方、立候補の届け出が締め切られると田久保市長が取材に応じました。

(伊東市 田久保真紀 市長)

(伊藤薫平 キャスター)
「ご自身で選択された今回の議会の解散です。どうしてこれだけまたお金がかかってしまうんだろうという声がありました。そこに対するお答えをいただけますでしょうか。」

(伊東市 田久保真紀 市長)
「選挙は民意を示す民主主義にとって大切な制度ですので、そこに対してお金がもったいないというのは、これは果たしてどうなのかなっていうとこだったります。30名出てきていただいて、これからどんな議会が開かれるのか、そこに注目をしていただきたいと、そのように思います。」

(伊藤薫平 キャスター)
「何の選挙なんだろうと疑問を呈する方もいらっしゃいました。改めて何のための選挙でしょうか?」

(伊東市 田久保真紀 市長)
「改革を前に進めるための私にとっては選挙です。もちろん、時計の針を元に戻したい方もいらっしゃるのかもしれません。それも含めて市民の方にしっかりと選んでいただきたい、そのように思っております。」

(伊藤薫平 キャスター)
「改革とは、目指すべきところ、どんなところでしょうか?」

(伊東市 田久保真紀 市長)
「やはりですね、この街が変わっていくこと、それからですね、しがらみをなくして、政局ではなく、やはりこう政治、政策で勝負をしていく、そのような議員さんと一緒にお仕事していきたいと思っております。」

伊東市民はどんな選択をするのか?投票日は10月19日です。