【日本代表レポート】堂安律がシュートを打ちたがっていた理由とは

28日、日本代表はコロンビアに1-2と逆転負けを喫した。堂安が途中投入されたのは54分。堂安はシュートを打ちたがっていた。
「明らかにこの2試合シュート少ない。シュート打たないと勝てないですし、点が取れない。サポーターの歓声が少なかったのは、僕たちがシュート打ってないから」
「戦術が新しいということはありますけど、もっとベースに立ち返ってやるべきだと思います。ラスト10分、15分はやっと強度が上がって、守備も切り替えも速くなってボールを奪えてましたけど、あれを前半からやっていればビルドアップをしなくても、相手の位置でボール回せる」
堂安が貪欲だったのはなぜか。それはきっとチームからいなくなった選手たちに対する思いからだったに違いない。
「こういう試合じゃね。本当にベテランの方たちから『何してんだ』って言われても仕方ない。もっと自分たちが責任持ってやらなくちゃいけないと思います」
そう言うと、堂安はそれまでよりもさらに悔しそうな表情になっていた。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】