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オペルの電動SUV、改良でパワーアップ

ドイツの自動車メーカー、オペルは、電動コンパクトSUV「モッカ・エレクトリック(Mokka Electric)」の改良型を欧州で発表した。搭載バッテリーを大型化し、航続距離wを延長している。

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コンパクトSUVのモッカのEV仕様で、以前の車名は「モッカe(Mokka-e)」だったが、モッカ・エレクトリックに変更となった。


オペル・モッカ・エレクトリック    オペル

今回の改良では、54kWhのバッテリーを新たに採用し、航続距離は従来の338kmから406km(WLTPサイクル)に向上した。同時に、エネルギー消費量も100kmあたり15.2kWhに減少している。

また、新型オペル・アストラ・エレクトリックと同じ電気モーターを導入し、最高出力は従来より約20psアップの156ps(115kW)、最大トルク26.5kg-m(260Nm)を発生させる。

性能の詳細は明らかにされていないが、0-100km/h加速タイムは従来の8.7秒から8.0秒以下に短縮される可能性もある。最高速度は電子制御で150km/hに制限されている。

内外装のデザインに変更は見られない。

今回の改良について、オペルのフロリアン・ヒュートルCEOは、次のように述べている。

「このセグメントでは、他に類を見ないEVです。発売以来、大胆かつ純粋なデザイン、個性的なキャラクター、日常的な使用に適した性能で、人々に感動を与えてきました。そして、新しい電気駆動装置と大型バッテリーにより、モッカ・エレクトリックはさらにパワフルで、さらに効率的で優れたクルマになりました」

オペル・モッカは、内燃機関だけでなく完全な電気駆動装置を採用したオペル初の市販モデルであり、ハッチバックのコルサと並んで欧州販売の主力となっている。今年11月には、ドイツ国内で販売されたモッカのうち65%以上がEV仕様だったという。

走行モードは「エコ」、「ノーマル」、「スポーツ」の3種類を用意。回生ブレーキシステムも備え、減速時にエネルギーを回収することができる。急速充電に対応し、100kWのDC充電器では、30分以内に最大80%まで充電できる。

オペルは、2028年までに全車種をEVとする予定で、欧州では現在、小型商用車を含め12車種の電動化モデル(ハイブリッド含む)が販売されている。