偉業達成に挑む申ジエ 復活ののろしを上げることになるか(撮影:佐々木啓)

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<日本女子オープン 3日目◇1日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6839ヤード・パー72>
元世界ランキング1位の“絶対女王”が、日本女子ゴルファーNo.1を決めるナショナルオープンで単独首位に立った。
前半4番パー5で100ヤードからピン右5メートルにつけてバーディ先行。9番パー4ではラフをはしごするも「ナイスボギー」で耐えて、より難しくなる後半では3バーディ・ボギーなし。この日唯一の60台となる「69」で回った申ジエ(韓国)がトータル2アンダーで単独トップに躍り出た。「メジャーだと忍耐力が大事だといつも思う。難しいセッティングが懐かしい。期待していました」。難コースを攻略してうれしそうに笑った。
国内ツアー通算28勝。そのうち、メジャー大会では4勝を挙げている。2015年「JLPGAツアーチャンピオンシップリコー杯」で公式戦初制覇を遂げると、18年には「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパス杯」、「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」、JLPGAツアーチャンピオンシップリコー杯で“3冠”を達成した。
史上初の4冠“グランドスラム”まで、残るはこの「日本女子オープン」のタイトルのみとなった。「意識していないと言ったらウソになります」。輝かしいジエの戦績に、新たな偉業を加えるまたとないチャンスだ。
日本ツアーへ本格参戦した2014年以降、7季連続で複数回優勝を達成。シーズン獲得賞金が1億円を下回ったことは一度もない。だが、今季はここまで未勝利で、賞金ランキングは32位(3049万5761円)、メルセデス・ランキングは24位と過去最低のシーズンを送っている。大記録のかかるこの一戦が、ジエを奮い立たせるか。
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