台湾・嘉義の糖業鉄道が延伸へ 観光向け、第1期区間は10月にも開通予定

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(嘉義中央社)南部・嘉義県にある台湾糖業(台糖)蒜頭製糖工場とその周辺を走る糖業鉄道の延伸計画が進んでいる。観光用として運営されるもので、工場と台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)嘉義駅を結ぶ第1期区間は今年10月にも開通する予定だ。

台糖によると、同工場の糖業鉄道は現在全長5.3キロ。毎日2便が定期運行されている。昨年8月には行政院(内閣)が故宮博物院南部院区までの延伸計画を認可した。全線の工事は来年8月の完成を予定している。

台糖雲嘉区処は29日、全線開通後は40年前に嘉義と中部・雲林県を結んだ列車をモチーフにしたレトロな車両を走らせると説明。すでに21両の製造を委託し、来年7〜8月には引き渡されるという。

同社は鉄道の完成後、工場と故宮の結び付きが緊密になるとし、嘉義の観光を振興させたいと期待を寄せている。

(蔡智明/編集:齊藤啓介)