森保一監督(撮影:浦正弘/PICSPORT)

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ガーナ戦の85分、森保一監督は右SBの山根視来を中山雄太に交代させると、アディショナルタイムの4分を加えた9分間、3バックの3-4-3にシステムを変更した。

ディフェンスラインは右から板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝、ウイングバックは右が伊東純也、左が中山、中盤を田中碧と柴崎岳、前線は右から久保建英、前田大然、南野拓実という並びは、日本代表のいくつかの問題点を解決した。

最も大きいのは、これまで左アウトサイドで起用されていた南野が外を気にせず中央寄りでプレーできるため、持ち味のペナルティエリアリティエリア付近のプレーに多く絡めるという点だった。

森保監督はこれまで3バックを2019年6月のトリニダード・トバゴ戦、エルサルバドル戦などで試したが同年9月のコロンビア戦からは4バックに戻し、その後もずっと4バックを続けてきた。ワールドカップアジア最終予選でも左サイドに問題が生じていたのに、なぜ森保監督は3バックを試さなかったのか。

「オプションとしては持っていましたが、まずはベースを4バックにして、4-2-3-1、4-1-4-1という形から相手がマッチアップしてもミスマッチになっても対応力、修正力を上げようということであまりオプションに走りませんでした」

「最終予選で3バックで戦うことも考えましたが、まずはベースづくりということで4バックで戦ってきました」

ガーナ戦の前日会見では「システムより、今回招集させてもらっている選手を試すとか、選手同士の融合を見ていきたい」と語っていた森保監督だったが、9分間とはいえ3バックを試すことができたのは、ワールドカップに向けたテストが順調に進んでいる証拠と言えるだろう。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社 撮影:浦正弘/PICSPORT】



(撮影:浦正弘/PICSPORT)


▼ 中山雄太

(撮影:浦正弘/PICSPORT)


▼ 田中碧

(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)