新型コロナの影響で、ペットに癒しを求める人が増えているようだ。ペットフード協会によるとコロナ禍でペットとして飼われる犬猫が増加し、2020年には日本の飼い犬が848万9000頭に上ったという。(イメージ写真提供:123RF)

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 新型コロナの影響で、ペットに癒しを求める人が増えているようだ。ペットフード協会によるとコロナ禍でペットとして飼われる犬猫が増加し、2020年には日本の飼い犬が848万9000頭に上ったという。

 これは中国も同じで、空前のペットブームに沸いている。ただペット文化の日がまだ浅い中国では、飼い主のマナーや法整備が進んでいないのが現状だ。この点、日本は良い参考になるようだ。中国メディアの百家号は18日、日本ではペットの飼い方にも「ルールがある」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本では犬の飼い方が法律で定められていると紹介した。狂犬病予防法に基づき、犬を飼うためには市町村に犬を登録し、毎年狂犬病の予防注射を受けさせて、鑑札と注射済票を付けることが義務付けられている。そのおかげで日本は狂犬病のない国となっている。

 さらに、地方自治体はそれぞれ犬の飼い方についての条例を定めていると伝えた。ペットのフンは持ち帰ること、放し飼い・ノーリードの禁止といったもので、このような条例により多くのトラブルを未然に防ぐことができているようだ。

 また、日本は飼い主のマナーや意識も高いと言えるだろう。記事は、日本にはペット保険があるので医療費を軽減できるほか、本屋にはペットの飼い方に関する本が並んでいて、ペットショップのなかには引き渡す前にしつけをしてくれるところもあると紹介した。また、「ペットは最期まで飼う」という考え方・習慣があるので、無計画な繁殖を避けるために避妊・去勢手術する人も多いと意識の高さを伝えている。

 中国ではコロナ禍で加熱したブームに乗ってペットを飼い始めたものの飼いきれなくなり、放棄する人が多いと言われる。法整備には時間がかかるとしても、飼い主のマナー向上は急務と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)