中国では経済が発展して、人びとの暮らしが豊かになるにつれ、ごみの量も急激に増え、ごみ処理が大きな問題の1つとなった。これまではごみ捨ての際にほとんど分別していなかったが、最近では一部の都市でごみを4種類に分別することが義務化された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では経済が発展して、人びとの暮らしが豊かになるにつれ、ごみの量も急激に増え、ごみ処理が大きな問題の1つとなった。これまではごみ捨ての際にほとんど分別していなかったが、最近では一部の都市でごみを4種類に分別することが義務化された。

 日本は中国よりずっと早くにごみ分別が普及しており、中国にとっては大いに参考になるようだが、そう簡単に日本の真似はできないらしい。中国メディアの網易はこのほど、日本におけるごみ分別の方法について紹介し、「中国がごみ分別で日本の真似ができない理由」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本では「ごみ袋が有料」であることに驚きを示し、「ごみを処理するのに、お金がかかる」ことは中国人にとって衝撃的であることを強調。しかも、しかも自治体によってごみ袋が異なっており、袋の大きさによって値段も違うと伝えた。中国のマンションなどでは大きなごみ箱に各家庭のごみをそのまま捨てるだけというケースもまだあるため、多くの中国人にとっては「ごみを捨てるのにお金がかかる」のは驚きなのだろう。

 また、日本ではごみの分別が非常に細かいとし、しかも自治体によってはごみを捨てる曜日と時間が決まっていて、他の時には出すことができないケースもあることを指摘。中国は今でも多くの都市で好きな時にごみを出せて、何でもまとめて捨てられるので、日本のやり方はやはり中国人からすると「とても真似できない」と感じるようだ。

 ほかにも、紙パックはきれいに洗って広げて乾かしてから捨てるというルールや、ペットボトルもキャップと本体は別々に回収するというルールなども、細かすぎて「とても真似できない」と感じると指摘。日本ではすでにごみの分別が習慣になって久しく、慣れている人が多いが、中国人からするとあり得ないほど細かく分別していると感じるのだろう。東京五輪ではメダルが回収された金属で作られたことが大きな注目を集めたが、ごみもれっきとした資源であり、環境問題を考えると中国はぜひとも日本に倣ってきちんと分別してもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)