アニメ「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」公式サイトより

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NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」は2020年10月6日朝、滋賀県甲賀市にある「くすり学習館」で開かれている企画展を報じた。この施設は人と薬の関わりを体験・学習できるもので、現在は甲賀忍者と薬の歴史的な関係を紹介する企画展を実施しているという。

SNS上では、この報道のテロップが、アメリカのサイバーパンク小説「ニンジャスレイヤー」のパロディではないかと注目されている。

「NHKがNRSになっちゃう!!!!!!!アブナイ!!!!!!!」

くすり学習館では9月16日から、企画展「くすりと甲賀忍者〜その知恵と技〜」を実施している。くすりの知識を身につけて戦乱の世に活躍した忍者たちの、知恵と技を探る内容となっている。NHK NEWS WEBは10月6日朝、「甲賀忍者と薬 知られざる歴史」の見出しでこの企画展を紹介、その映像に用いたテロップが下記である。

「忍者!?忍者なんで!?」

淡々と原稿を読み上げるアナウンサーに対し、異様にテンションの高いテロップ。これは、人気小説「ニンジャスレイヤー」の有名なセリフによく似ている。

「アイエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」

「ニンジャスレイヤー」では、一般人が「ニンジャ」を見ると遺伝子レベルで自己防衛本能が働いた結果、上記のような叫び声を上げてしまう。この拒絶反応は「NRS(ニンジャリアリティショック)」と言われ、SNS上を中心にミーム化している。

企画展の映像は、一部の放送局ではニュース番組内でも流れたようだ。そのため、視聴者からはこんな声があがっている。

「NHKいきなり血迷ってて草 ニンジャスレイヤーじゃん」「NHKがNRSになっちゃう!!!!!!!アブナイ!!!!!!!」「NHK(ニンジャヘッズキョーカイ)」

風変わりなカタカナ用語を生み出した作品

「ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer」は、アメリカ人作家コンビ、ブラッドレー・ボンド氏とフィリップ・ニンジャ・モーゼズ氏が原作の小説である。ステレオタイプな日本像とサイバーパンクな要素を混ぜた独特な世界観で、「ニンジャ」に憎悪を募らせた主人公が「ニンジャスレイヤー」として復讐する物語だ。

日本でも2010年から、公式翻訳がツイッター上で連載されている。2016年には同作を原作としたアニメ「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」がTOKYO MX1などで放送された。原作の独特な日本観とそれを生かした巧妙な翻訳は、「ニンジャリアリティショック」などの風変わりなカタカナ用語を多数生みだし、人気を博している。

今回話題となったセリフは現在、アニメーション制作会社「TRIGGER」の公式ユーチューブ上で視聴出来る。