米マイクロソフトは、世界各地に展開している実店舗83店をすべて閉鎖すると発表した。写真は英ロンドンの店舗/Brittany Gibson/CNN

ニューヨーク(CNN Business)米マイクロソフトは、世界各地に展開している実店舗83店をすべて閉鎖し、オンラインのみに絞ると明らかにした。

英ロンドンや米ニューヨーク、豪シドニーなどにある一部の店舗については引き続き運営するが、「エクスペリエンスセンター」としてコンセプトの見直しが図られる。タブレット端末「サーフェス」やゲーム機「Xbox」、「ウィンドウズ」や「オフィス」といったマイクロソフトのテクノロジーに触れられる場となるが、必ずしも販売を行うわけではないという。

マイクロソフトは米マンハッタンの五番街など人目を引く場所に店舗を構えている。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大し、店舗の多くは閉鎖されている。

マイクロソフトは今後、オンラインを通じて販売を行う。マイクロソフトは「Microsoft.com」やXboxなどを通じてオンライン上で毎月推計12億人に対応している。

マイクロソフトによれば、製品群の多くがデジタルでの提供に移行するなかで、オンラインでの販売が拡大している。

店舗の閉鎖に伴い4億5000万ドルを計上する。

ウェドブッシュのアナリストは今回の決定について、「現時点でマイクロソフトにとって、厳しいが賢い戦略」と指摘。実店舗での売り上げはマイクロソフトにとって少額であり、ここ数年であらゆる製品がデジタルへと移行していたという。