U-23日本代表MF森島司(広島)

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 AFC U-23選手権に出場するU-23日本代表は8日、翌9日に行われるグループリーグ初戦サウジアラビア戦に向けて最終調整を行った。報道陣にはトレーニングの冒頭15分間が公開され、全23選手がウォーミングアップを行っている。

 初戦の相手となるサウジアラビアのイメージを問われたMF森島司(広島)は、「スカウティングの映像しか見ていないけど」と前置きしつつ、「縦に速いイメージがあるので、しっかり引くときは引いて、プレスに行くときはプレスに行く。前で取り切れないと厄介な相手」と警戒を強めている。

「グループリーグは3試合あるけど、本当に大事な試合だと皆が自覚している。最終戦ではカタールと対戦するし、ここでつまずけない。しっかりと初戦で勝っておきたい」

 5日に行われた練習試合だけでなく、E-1選手権で初めて選出されたA代表でもシャドーでプレー。サウジアラビア戦でもピッチに立つなら、その位置だ。「得点に絡むことを意識しながら、チームとしてボールが回るように。良いポジションに立ってボールを受け続けることができるのが自分だと思っているので、そこを意識したい」。プレーのイメージも十分だ。

 この日、所属する広島では、新シーズンから背番号10を背負うことが発表された。愛着ある「14」番からの変更ということもあり、「チームから話を頂き、自分としても悩んだけど着けさせてもらうことになった」と語ると、「しっかり自分のプレーをして、認めてもらえるように頑張りたい」と背番号10を自分色に染めていこうとしている。

 だが、その前にやるべきことがある。AFC U-23選手権の上位3チームに入れば、東京五輪の出場権が与えられる。日本は開催国として出場することが決まっているが、目指すは優勝のみ。「個人的には自分のプレーをし続ける」という語る男も、「チームとしても優勝を目指しているので、優勝したい」と意気込んだ。アジア王者の一員となって、広島のナンバー10を背負いたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)