GmailからGoogleカレンダーに予定を登録する! 自動登録だけではなく、手動でも登録する方法

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Gmailで新幹線やホテルの予約メールを受信すると、Googleカレンダーに自動的に予定が登録される。

この機能は、とても便利だ。
しかし、すべての予定が自動的に登録されるわけではない。

今回は、Gmailで受信した打ち合わせや会議の予定が記されたメールから、手動でGoogleカレンダーの予定を登録する方法を紹介しよう。


●Gmailのメールから手動でGoogleカレンダーに予定を登録する
GmailとGoogleカレンダーを併用していると、飛行機や新幹線の予約、ホテルの宿泊予定などのメールを受信すると、その予定がGoogleカレンダーに自動的に登録される。

最初は勝手に登録されるので戸惑うユーザーも多いようだが、慣れてくると、その便利さに手放せなくなる。

ただし、自動登録されるのは、交通機関や宿泊などのメールに限られる。
打ち合わせや商談、飲み会などの予定が記されたメールは自動で登録されはしない。

実は、こうしたメールでも、手動でGoogleカレンダーに予定登録することは可能だ。
手順は次のとおりである。


受信トレイでメールをクリックして本文を表示したら、ウィンドウ上部の右端のボタン(縦に点が3つ並んだボタン)をクリックしてメニューを開き、[予定を作成]を選択する。



Googleカレンダーに切り替わり、予定を登録できる状態になる。予定のメモ欄には、メールの本文が一部入力される。必要な項目を設定したら[保存]をクリックする。



メールの送信者やCCに設定されていたユーザーに、ゲストとして招待メールを出すかどうかを指定する。予定を登録するだけなら、[送信しない]をクリックすれば問題ない。



Googleカレンダーに予定が登録される。


以上がGmailのメールから手動で予定を登録する方法だ。
なお、最後に招待メールの設定があるのが引っかかるというユーザーは多いかもしれない。

相手がGmailやG Suiteを使っていれば招待メールを出しても問題ないが、そうでなければ、招待メールを出すと相手に迷惑がかかるだけだろう。
不要であれば、予定登録時に[ゲスト]の項目で自分以外のユーザーを削除するとよい。これで、招待メールの設定は不要になる。

その点にだけ注意すれば、Gmailのメールから予定を登録できるのでとても便利だ。
自動登録と併用すれば、Googleカレンダーをもっと便利に活用できるだろう。


予定を登録するときに[ゲスト]の項目で自分以外を削除すれば、招待メールの設定は不要になる。



井上健語(フリーランスライター)