WindowsのクリップボードをMacでも使う! 別マシン間でクリップボード履歴を共有できる便利ツール
クリップボードはデータを一時保管する倉庫のような役割を持っている。
このクリップボードを機能強化すると、日常の作業は予想以上に快適になる。
今回は、一度に複数データを保管できて、Windows−Mac間のデータ同期も可能にする1Clipboardというフリーソフトを紹介しよう。
●1Clipboardのインストール
Windows 10の最新バージョン(バージョン1809)はクリップボードが強化され、コピーしたデータの履歴を保存できるようになった。また、同じMicrosoftアカウントでサインインすれば、異なるWindowsパソコン間でクリップボード履歴を同期することも可能になっている。
ただし、保存できるサイズには上限があり、すべてのデータが履歴として保存されるわけではない。また、履歴データを同期できるのはWindows 10のパソコン間だけだ。
今回紹介する1Clipboardは、こうしたWindowsのクリップボードの弱点を補いつつ、Windows−Macでもクリップボード履歴の同期を実現できるフリーソフトだ。
インストール時には、次のような画面が表示されるので、
[Sign in to Google to synchronize clipboard on multiple computer]を指定して[Next]をクリックする。
続けてGoogleアカウントでログインすると、同じGoogleアカウントで利用しているパソコン間で、クリップボードを同期できるようになる。

インストール時には、この画面が表示されるので、[Sign in to Google to synchronize clipboard on multiple computer]を指定して[Next]をクリックする。[No, thanks. I will use it on this computer]を指定した場合は同期されず、スタンドアロンで利用できる。

続けて、Googleアカウントのメールアドレスを入力して[次へ]をクリックし、Googleアカウントでログインする。
●Googleドライブを利用してWindows−Mac間でもデータを同期可能
1Clipboardでは、クリップボード履歴の同期にはGoogleドライブを使用する。
クリップボード履歴を異なるマシンで使う場合、同じGoogleアカウントさえ使っていればよい仕組みだ。
というわけで、機種の異なるWindows−Mac間でも同じGoogleアカウントを使用していれば同期できる。なお、ほかのWindows / Macでも利用するには、それぞれのデバイスに1Clipboardをインストールする必要がある。
インストールが完了すると、タスクトレイにアイコンが追加され、クリックするとクリップボードのデータが一覧表示される。
選択すると、そのデータが現在のクリップボードのデータになり、[Ctrl]+[V]キー貼り付けられる。

タスクトレイの1Clipboardのアイコンをクリックすると、クリップボードの履歴データが表示される。画面はWindows。

Macでも同様にクリップボードの履歴データが表示される。同期はGoogleドライブを介して行われる。
個々のデータは右上の[×]で削除でき、[★]でスターも付けられる。
スターを付けたデータは、左側のメニューで[★]をクリックすれば、すぐに選択できる。また、メニューの虫眼鏡ボタンで履歴のテキストデータを検索することもできる。

スターを付けたデータは記録され、メニューで[★]をクリックするといつでも選択できるようになる。

クリップボード履歴のテキストデータを検索することもできる。
1Clipboardは、Windows 10のクリップボードのようなデータサイズの制限もないので、Googleのサービスを利用しているなら、1Clipboardの方が便利だろう。
特にWindowsとMacを同時に利用しているユーザーなら、間違いなく便利だ。
たとえば、MacでWebブラウザのURLをコピーし、WindowsのWebブラウザに貼り付けて表示することも簡単にできる。Windows−Mac間で画像やテキストをやりとりするのも簡単だ。もちろん、複数のWindowsマシン間、Mac間でも利用できる。
複数マシン間でのデータのやりとりが多いなら、ぜひ試してみてほしい。
・1Clipboard
・ Windows 10のクリップボードが超進化! 25個までの履歴保持とPC間共有にも対応で、使わないともったいない
井上健語(フリーランスライター)
