「GTO」の女子高生役でブレイク 俳優中村愛美の今
最終回で視聴率35.7%を記録した人気テレビドラマ「GTO」(フジテレビ系)で、主演の反町隆史、松嶋菜々子といった実力派俳優に伍(ご)して、その存在感を示し異彩を放っていた俳優がいた。
当時中学生だった中村愛美だ。相沢雅役といえば分かるだろうか。ドラマでは、自尊心が強く、高圧的、それでいて時折見せる自分の弱さを虚勢で隠す、極めて複雑な女子中学生を好演して、その才能を垣間(かいま)見せてくれた。一時は俳優業から遠ざかっていたが、22歳になった今年、映画・ドラマを中心に俳優として活躍し、今まさに本格派の仲間入りを果たそうとしている。そんな中村愛美にインタビューをした。彼女の考える俳優論とは…?
―― もともと、俳優を目指したきっかけは?
こういう仕事をしたかった訳でもなくて、中学生のころ、町でスカウトされた時「友達がやってみれば」って。それ以前にも、子供タレントを親にやらされてて、私はそれがすごい嫌だったんです。放課後、みんなでドッジボールとかできないし。
―― 中学になって、改めて事務所に所属した時もやはり嫌だった?
事務所では、レッスンがあって、ダンスのレッスンや歌のレッスンは楽しかったんです。ただ、人前で台本を読むということだけが、恥ずかしくて途中でやりたくないなって思ったことがありました。
―― 俳優として、その恥じらいを超えたと感じたのは?
『美少女H』(フジテレビ系)という深夜ドラマをやった時に、大勢の大人の人たちがこんな小娘のために、寒い中で一生懸命動いてくれてる。ちょっとでも私の顔に髪がかかったら、それだけで「もう一回(撮影を)やろう」って言ってくれるんですね。大人の人がたくさんいる中で、まだ仕事という意識はなかったけど、何かをするという意識はあったので、グラッときて心構えが変わってきました。
―― その変化が、俳優への道を切り開いた?
「どういう風にやったら、どういう風に見えるんだろう」って考えるようになって、ちゃんと自分で取り組むようになりました。GTOでは、テレビで見ていた反町さんとか松島さんとかがいて「ワーッ」となったりもしましたけど、自分なりに一生懸命やろうと。
―― GTOで演じた相沢雅というのは、難しい役ですよね?
監督が結構熱い方で「お前、それじゃあダメなんだよ!」って、よく言われたんです。それが、撮影の最後の方では「良くなったね」って言われたことが、私が今も俳優業を続けている原点ですね。
今は、大人か子供か微妙なところ
―― その後、この仕事から遠ざかってますよね?
体調を壊してたりもして、本当に何もしていなかったんですよ。だから、ゆっくり本を読んだりして 過ごしていました。で、また一緒にやろうって言ってくれた人もいて、その時には私もやりたいと思うようになってて。
―― 復帰してブランクって感じました?
復帰した最初から主演だったので、映画というのもあり、ちょっと緊張しましたね。
―― 自分の作品を後から見たりする?
あ〜、私は見ないですね。自分で自分を評価することはできないですし、もっと、もっと、技術を重ねたいと思っていて、そういう気持ちを常に持っていたいから。
―― 自分を評価できないのは?
監督がOKならOK。自分がこうしたら、監督はこうしたかなとか、そういうのは思いますけど、(監督が)自分をどうみてくれているかの方が重要だったりしますよね。だから、作品の雰囲気とか、監督のやりたかったことに、自分がどこまで近づけたのかということを考えますね。
―― 今後は俳優として、どう成長していきたい?
今、女性、中村愛美が大人か子供か微妙なところにいるので、27歳とか28歳とか大人の女性を演じる時に、自分自身が大人の女性の考え方なりを知ってないとできないから、大人の女性の振る舞い方とかを考えますね。今だったら、高校生をやる方が簡単だし、それは経過してきたものだから。
―― 具体的にやりたいことや、役はある?
やりたい役というのは、特になくて、監督とかプロデューサーが、私にこんなことをやらせたいと思えるような自分になることが私のやりたいことかな。
―― ちなみに休日の日とかは何をしているの?
料理とかよくします。この前も、ロールキャベツと肉じゃがを作りましたよ。ほかには、オムライスやカレーとかも。カレーの中には、コーヒー、バナナ、コンソメ、ヨーグルト、はちみつ、リンゴ、にんにくとかすごい入れますね。あと、もやしのみそ汁に一枚しそを入れて、10分くらい待ってから、沸騰しないように温めてください。これ、絶対いけますよ!今度、Blogでも紹介しますね。料理以外なら、ビリヤードかな。お酒も好きですね。大人の飲み方を勉強中です(笑)
■関連リンク
GAEA inc.‐中村愛美所属事務所
中村愛美Blog‐愛美の森blog livedoor Blog(ブログ)
当時中学生だった中村愛美だ。相沢雅役といえば分かるだろうか。ドラマでは、自尊心が強く、高圧的、それでいて時折見せる自分の弱さを虚勢で隠す、極めて複雑な女子中学生を好演して、その才能を垣間(かいま)見せてくれた。一時は俳優業から遠ざかっていたが、22歳になった今年、映画・ドラマを中心に俳優として活躍し、今まさに本格派の仲間入りを果たそうとしている。そんな中村愛美にインタビューをした。彼女の考える俳優論とは…?
こういう仕事をしたかった訳でもなくて、中学生のころ、町でスカウトされた時「友達がやってみれば」って。それ以前にも、子供タレントを親にやらされてて、私はそれがすごい嫌だったんです。放課後、みんなでドッジボールとかできないし。
―― 中学になって、改めて事務所に所属した時もやはり嫌だった?
事務所では、レッスンがあって、ダンスのレッスンや歌のレッスンは楽しかったんです。ただ、人前で台本を読むということだけが、恥ずかしくて途中でやりたくないなって思ったことがありました。
―― 俳優として、その恥じらいを超えたと感じたのは?
『美少女H』(フジテレビ系)という深夜ドラマをやった時に、大勢の大人の人たちがこんな小娘のために、寒い中で一生懸命動いてくれてる。ちょっとでも私の顔に髪がかかったら、それだけで「もう一回(撮影を)やろう」って言ってくれるんですね。大人の人がたくさんいる中で、まだ仕事という意識はなかったけど、何かをするという意識はあったので、グラッときて心構えが変わってきました。
―― その変化が、俳優への道を切り開いた?
「どういう風にやったら、どういう風に見えるんだろう」って考えるようになって、ちゃんと自分で取り組むようになりました。GTOでは、テレビで見ていた反町さんとか松島さんとかがいて「ワーッ」となったりもしましたけど、自分なりに一生懸命やろうと。
―― GTOで演じた相沢雅というのは、難しい役ですよね?
監督が結構熱い方で「お前、それじゃあダメなんだよ!」って、よく言われたんです。それが、撮影の最後の方では「良くなったね」って言われたことが、私が今も俳優業を続けている原点ですね。
今は、大人か子供か微妙なところ
―― その後、この仕事から遠ざかってますよね?
体調を壊してたりもして、本当に何もしていなかったんですよ。だから、ゆっくり本を読んだりして 過ごしていました。で、また一緒にやろうって言ってくれた人もいて、その時には私もやりたいと思うようになってて。
―― 復帰してブランクって感じました?
復帰した最初から主演だったので、映画というのもあり、ちょっと緊張しましたね。
―― 自分の作品を後から見たりする?
あ〜、私は見ないですね。自分で自分を評価することはできないですし、もっと、もっと、技術を重ねたいと思っていて、そういう気持ちを常に持っていたいから。
―― 自分を評価できないのは?
監督がOKならOK。自分がこうしたら、監督はこうしたかなとか、そういうのは思いますけど、(監督が)自分をどうみてくれているかの方が重要だったりしますよね。だから、作品の雰囲気とか、監督のやりたかったことに、自分がどこまで近づけたのかということを考えますね。
―― 今後は俳優として、どう成長していきたい?
今、女性、中村愛美が大人か子供か微妙なところにいるので、27歳とか28歳とか大人の女性を演じる時に、自分自身が大人の女性の考え方なりを知ってないとできないから、大人の女性の振る舞い方とかを考えますね。今だったら、高校生をやる方が簡単だし、それは経過してきたものだから。
―― 具体的にやりたいことや、役はある?
やりたい役というのは、特になくて、監督とかプロデューサーが、私にこんなことをやらせたいと思えるような自分になることが私のやりたいことかな。
―― ちなみに休日の日とかは何をしているの?
料理とかよくします。この前も、ロールキャベツと肉じゃがを作りましたよ。ほかには、オムライスやカレーとかも。カレーの中には、コーヒー、バナナ、コンソメ、ヨーグルト、はちみつ、リンゴ、にんにくとかすごい入れますね。あと、もやしのみそ汁に一枚しそを入れて、10分くらい待ってから、沸騰しないように温めてください。これ、絶対いけますよ!今度、Blogでも紹介しますね。料理以外なら、ビリヤードかな。お酒も好きですね。大人の飲み方を勉強中です(笑)
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中村愛美Blog‐愛美の森blog livedoor Blog(ブログ)