9月6日03時08分、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震が発生し、北海道厚真町で震度7、北海道安平町で震度6強を観測しました。
各地で土砂崩れや家屋の倒壊、液状化現状などにより、大きな被害が発生しています。また、今も活発な地震活動が続いており、引き続き警戒が必要です。
被災地の皆さんは、どうぞ、落ち着いて行動してください。
これまでの状況と今後の注意点をまとめました。


地震活動関連情報〜1週間程度は最大震度7程度の地震に警戒〜

9月6日03時08分、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震が発生。
北海道厚真町(あつまちょう)で震度7、北海道安平町(あびらちょう)で震度6強、北海道千歳市で震度6弱を観測したほか、北海道から中部地方の一部にかけて震度5強〜1を観測しました。

2018年9月6日03時08分に発生した胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震による震度分布

この地震により、揺れの大きかった地域を中心に、土砂崩れや家屋の倒壊が発生しています。また、札幌市内では液状化現状が発生し、道路が崩れ、家屋が傾くといった被害も発生しています。
胆振地方東部を中心に顕著な被害が発生したことから、気象庁は、今回の地震について、その名称を「平成30年北海道胆振東部地震」と定めました。
>>「平成30年北海道胆振東部地震」と命名(9月6日19:37)
活発な地震活動は今も続いており、引き続き警戒が必要です。

北海道胆振東部地震発生後も、胆振地方中東部では地震活動が続いており、7日10時までに震度1以上の地震を100回観測しました。
さらに気象庁によりますと、地震発生から1週間程度は、最大震度7程度の地震が発生する可能性があります。
揺れの強かった地域では、今は無事でも、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高くなっている恐れがあります。その後の地震活動によって二次災害が発生する可能性がありますので、危険な場所からは離れるようにしてください。
また、再び大きな揺れが発生する可能性もありますので、安全な場所に避難し、ご自身の身の安全を守る行動をなさってください。
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・これまでに発生した胆振地方中東部を震源とする地震の履歴
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胆振地方中東部の震度1以上の地震発生回数(9月6日3〜9月7日10時)


気象関連情報〜雨が予想される際の二次災害に警戒を〜

注意が必要なのは、地震活動だけではありません。何度もお伝えしますが、大きな揺れによって地盤が緩んでいるため、いつもよりも土砂災害が起こりやすい状況になっています。こうした場所では、雨によって土砂崩れが発生する可能性があります。
今回の地震で揺れの大きかった地域では、地盤が緩んでいるため、雨が予想される際は土砂災害などの二次災害に十分注意して下さい。
また、家の片付けや周囲の状況など気になることがある方のいらっしゃると思いますが、山や崖の近く、地盤の緩んだ地域にお住まいの方は、避難所等安全な場所への移動をお願いいたします。
今後の天気の見通しは、随時、気象予報士が日直予報士で解説していますので、こちらで最新の情報をご確認ください。