フレッシャーズ編集部

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1月5日放送、「グッド!モーニング」(テレビ朝日)では、大病院の紹介状なしの通院について特集。

厚生労働省は、2016年度から、紹介状無しで大病院を受診する患者に、窓口で5,000円の追加負担を求める方針を固めた。軽症の患者はまずは地域の診療所に行くよううながし、大病院が重傷の患者の治療に専念できるように配慮したもの。対象となる大病院は、大学病院や公立病院、赤十字病院を中心とし250箇所程度となる。紹介状がない場合、診察や検査、手術にかかる費用の1割〜3割を払うのに加えて、今回の負担分を上乗せする形となる。5,000円は最低額のため、病院の判断で5,000円を超す金額も請求できるとのこと。

この制度は、かかりつけ医を持ってもらい、地域で治療していくよう働きかけていくもの。地域の診療機関であるかかりつけ医をまずは受診して、高度な医療サービスが必要とされる場合にのみ、紹介状を発行し、大学病院など大病院に紹介するもの。

そしてまた大病院から紹介状をもらって、かかりつけ医に回復後にお世話になる形だ。重篤な患者を中心に高度な医療サービスを提供するために欠かせない。基本的に大学病院は、紹介状がなければ受けることはできない。紹介状が無くとも受診することは可能だが、現在は保険外診療費として平均2,000円ほど自費で支払う必要がある。これが最低5,000円になる形だ。ただ、これを支払ったからといって、必ずしも受診できるとは限らない。まずは地域のかかりつけ医を受診して、そこからの判断で紹介状をもらい、大病院に行くのがいいだろう。

軽い症状でも大学病院に行くようであれば、医師の過重労働を招いてしまう。こうした状況を改善するために導入された制度だ。大病院では手術や化学療法などの高度な医療を担当し、町の診療所は慢性期や軽症の患者の治療を行うなど、医療機関の役割を明確にする政策を進めている。そのため、初診で大学病院に行くよりも、町の診療所に行ったほうが、医療費は安くなる仕組み。

また、夜間に診療を受けた時は、特別料金が加算されることもある。自己負担額で昼間に行くのと3倍の差がでることもあるので、軽症の場合はなるべく昼間に受診したい。ただ、時間外や休日の場合も同様だが、症状が出ているのに我慢して手遅れになることもあるので、いつ受診するかは注意が必要だ。