スター・ウォーズシリーズ最新作となる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されて世界中で大きな話題となっていますが、iFixitがスター・ウォーズに登場するジェダイの騎士の武器である「ライトセーバー」を入手しました。さまざまな電子端末をバラバラにしてきたiFixitが、ついにライトセーバーもバラバラにしてしまったことで、フォースの力がどのようにしてライトセーバーのブレードを形成しているのかが明らかになっています。

Lightsaber Teardown - iFixit

https://www.ifixit.com/Teardown/Lightsaber+Teardown/41157

iFixitは新たな分解のターゲットとして、ジェダイの騎士の武器であるライトセーバーを入手したとのこと。製造者はオビ=ワン・ケノービで、動力としてシングルコアのアデガンクリスタルを使用。製造年月日は22BBYとなっています。



ライトセーバーの放出口はこんな感じ。



iFixitのスタッフがもしフォースを持っていれば、取っ手の金具を簡単に開けることができるそうですが、誰もフォースを持っていなかったため、スパチュラを挿し込んでクリスタルチャンバーを開放。



マスターケノービが長期的な使用に対する修理のしやすさを考慮していたせいか、アデガンクリスタルを収納するクリスタルチャンバーへのアクセスは非常に簡単とのこと。



続いてライトセーバー本体の解体を始めています。まずはピンを外して……



クランプブラケットを取り外すと、充電ポートが見つかりました。iFixitは「ぼくたちにとって幸運なことに、オビ=ワンは標準的なDCバレルジャックコネクタを使用していたようだ」とコメント。



本体の各部を固定しているネジを外していきます。



ブレードの放出口を引っぱると……



放出口を保護するリング状のパーツが取り外されました。



クリスタルチャンバーと取っ手部分は非常に簡単に取り外し可能。



小型のバッテリーをテストしたところ、非伝導性・非磁性の未知の素材で作られていたとのこと。



グリップは使用者の手をセーバーの強烈なエネルギー放出から保護する目的で取り付けられています。



保護リングを取り外したことで、ブレードの放出口が丸見えに。



古来の武器でありながら、最新のブラスターにも引けをとらない作りになっているとのこと。



ブレードの放出コントロールバーもバラバラに解体していきます。





以下で取り外しているのはライトセーバーの特徴の1つであるダイアチウム動力電池。放出されているブレードが何かに接触していない時は、エネルギーをリサイクルする仕組みになっているとのこと。



ここでライトセーバーの誤作動により、iFixitスタッフの片手が失われてしまいました。しかし、片手を機械化したため作業には問題なし。



次はクリスタルチャンバーのキャップを取り外すと……



アデガンクリスタルのエネルギーを集中させて放出する機構が備えられていました。



クリスタルを支えているパーツを取り除き……



ついにライトセーバーのコアであるアデガンクリスタルの取り出しに成功。時間がたつにつれて使用者独特の特別な結合を持ち始めるとのこと。



最後はライトセーバーの柄の部分にある絶縁体からリアグリップを取り外します。リアグリップの形はコンピューターのヒートシンクの形状に酷似しており、初期のライトセーバーに見られる急激な過熱の問題を回避できるそうです。





というわけで、ライトセーバーを全てバラバラにするとこんな感じ。耐久性の高い部品で構成さえていることから、激しい外敵との戦いにも耐えうることができ、ダイアチウム動力電池によりデバイスの電源の超長寿命化を実現していました。



iFixitの分解・修理しやすさのスコアは、10段階の10(点数が低いほど難易度が高い)でした。接着剤はどこにも使われておらず、全ての部品は一般的な工具で取り外し可能であることが高評価の要因となった模様。ただし、使用者のジェダイとしての能力に左右される部分があるので、分解だけでは全てを把握できないそうです。